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2017.02.28

工学研究科 宮﨑敦子さんが「Dynamics and Design Conference 2016」において若手優秀講演フェロー賞を受賞しました

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2016年8月23日~26日に開催された、一般社団法人 日本機械学会 機械力学・計測制御部門の主催による「Dynamics and Design Conference 2016」において、工学研究科機械工学専攻修士課程2年の宮﨑 敦子さん(山崎徹研究室)が、「複合構造物の振動低減構造とパワーフローの関係」をテーマに講演を行い、若手優秀講演フェロー賞を受賞しました。

この賞は、大学院学生および企業若手研究者の支援の育成を目的とし、日本機械学会によって定められた優れた講演を行った者に贈られる賞です。

宮﨑さんは、振動音響解析に有効な統計的エネルギー解析法(SEA)を用いて、機械製品の振動を低減させるエネルギーとパワーフローについて研究をしており、その関係を明らかにし、逆流が生じた際のパワーフローの取り扱い方についても発表しました。実用化されれば、自動車の振動を軽減し、乗り心地を良くすることに繋がります。

このたびの受賞について宮﨑さんは、「名誉ある賞を賜り、大変光栄に思います。この研究は企業との共同研究であり、ご協力いただいた企業の皆さまと山崎先生に心より御礼申し上げます。学生生活の最後にこのような賞を頂くことができ、今までの研究成果が認められたようで嬉しく思います。この研究内容がさらに進み、実際の開発現場で利用される日を楽しみにしています」と喜びを語りました。

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