Ito Yurika

伊藤 ゆりか 助教

所属
経営学部
経営英語
関連リンク
専門分野

外国語教育、教育工学

キーワード

Profile

出身地/生まれは神奈川県、幼少期はアメリカで過ごした
子供の頃の夢/歯科医
尊敬する人/大学院時代の指導教授
趣味/バレエ、食べた果物の種から植物を育てること
休日の過ごし方/お菓子づくり、Netflix鑑賞
好きな映画/『Yesterday』『Mrs. Doubtfire』『The Lord of the Rings』
好きな食べ物/ドーナツ、フルーツ、クロワッサン

英語学習におけるテクノロジーの活用法を模索しています。

国際ビジネスの現場で使える高度な英語力を養成する

私の主な研究対象は、第二言語習得におけるテクノロジーの活用法です。パソコンやスマホ、ChatGPTのような生成AIを第二言語習得に利用する方法も検討します。
 

専門は、応用言語学です。言語学の知見を第二言語習得などに利用する方法を研究する分野になります。前述のテクノロジー活用法に加え、FacebookなどのSNSに存在するオンラインコミュニティを利用して、言語教員たちがどのようにテクノロジーの活用法を学んでいるかについても調べています。大学院博士課程では、世界78か国の英語教員を対象にアンケートを行い、そのうち33名にインタビューを実施して、研究論文を書き上げました。現在も引き続き、第二言語学習におけるテクノロジー活用の可能性について研究しています。
 

現在は、経営学部国際経営学科で、英語の科目を担当しています。「話す」「聞く」「読む」「書く」といったコミュニケーション能力向上を意識した授業を心がけています。例えば、国際ビジネスコミュニケーション(IBC)プログラムの履修生を対象にした英語科目では、国際ビジネスの現場で使える高度な英語力を身につけるための実践的な指導を行っています。英語によるアカデミック・ライティングの指導も行っています。英語をコミュニケーションツールとして捉え、日本の魅力を発信したり、日本語を話さない人と英語で会話したりすることで、自分の世界を広げられる可能性を実感してほしいと思っています。

「英語」はあなたの世界を大きく広げてくれる

授業を通じて実現したいのは、英語を使って日本と世界の架け橋となる人材を育成することです。世界の共通語である英語を使いこなせるようになれば、さまざまな国の人々とコミュニケーションができ、視野が広がります。さまざまな文化的、宗教的バックグラウンドを持つ人々と話すことで、無意識に持っていたバイアス(偏り)がなくなります。自分とは違う価値観を「こういう文化もあるのだ!」と受け入れられるようになると世界は大きく広がります。はじめはジャパニーズ英語でもいいので、積極的に海外の人々に話しかける勇気を持ってもらいたいですね。そして、経営学の知識も活かしながら、グローバルな舞台で活躍してほしいと思います。
 

また、学生時代に皆さんに実現してほしいのは、「好き」を見つけることです。私自身、大学時代に言語学と応用言語学という学問と出合い、あまりにも好きすぎて、大学卒業後、大学院に進学し、博士課程まで6年間研究を続けた後、今の職に就きました。毎日大好きな英語を使いながら、英語の教員として、また研究者として働けることが夢のようです。皆さんも恐れず、やりたいことがあれば、さまざまなことに率先して挑戦してください。きっと心から「好き」と思えるものを見つけられると思います。

Photos

  • 中学校の部活動と大学のサークル活動では、お箏を弾きました。大学時代に、家庭教師のバイトで貯めたお金でやっとお箏が買えて、家で練習できたときはとても嬉しかったです。最近、弾く機会は減りましたが、和室にあるお箏を見ると、仲間と合奏したときのとても楽しかった思い出が蘇ります。

  • イギリスの高校を卒業したとき高校から記念品としてもらった万年筆です。最初は学校に馴染めるかとても不安でしたが、心優しい友達や先生と出会い、あっという間に大好きな場所となりました。イギリスは9000km以上離れていますが、私の心はそこにあり、機会があればいつでも訪れたいです。

SDGsの取組み

地域課題

SDGs・地域課題について

Teacher's News

伊藤 ゆりか先生の関連ニュース