Ishihama Shinji

石濱 慎司 准教授

所属
経営学部
経営体育
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専門分野

運動生理学

キーワード

Profile

生年/1968年
出身/茨城県土浦市
血液型/AB
家族構成/妻、長男、次男、末娘
子供の頃の夢/先生
尊敬する人/父親
愛読書/ジョンJ.レイティ、リチャード・マング『GO WILD 野生の体を取り戻せ!』
趣味/フットサル(父兄を集めてチームを結成しました
休日の過ごし方/家族で過ごす(現在は子供のサッカー応援です)

運動・スポーツの実践や理論を学びながら 自分の人生を切り拓く行動力も養ってほしい。

自らのスポーツ経験を活かしながら授業に臨む

小学校から高校まで剣道に取り組み、大学ではスキー部で活動しました。本学に赴任するまでに勤めた各大学でもさまざまな運動・スポーツに取り組んできました。そんな自らの経験を活かしながら授業を組み立てています。
現在の担当講義「健康科学I・II」では、剣道やサッカー、バレーボール、ソフトボールなどを授業に取り入れています。実際に身体を動かすことで運動・スポーツの楽しさや重要性を体験し、さらに社会生活で必要な他者とのコミュニケーション能力を身に付けることも目的としています。
座学の「身体運動科学」では、生活習慣病の予防には、日常生活に身体活動や運動を取り入れることが重要であること、また、健康保持増進およびスポーツの競技力向上を目的とした運動による身体機能の向上についてや、運動の仕組みについても学びます。
これらの授業を通して、学生の皆さんには、単に運動・スポーツの意義や理論を学ぶだけではなく、今後の人生で必要となるものを自分で探すことができるように、行動力や実践力も養ってもらいたいと考えています。

呼吸法が心身に及ぼす影響を調べる研究

学部、大学院時代から「運動生理学」を専門としています。運動生理学とは、運動をすることで身体の機能や構造がどのように反応・変化するかを考察する学問領域です。これまで、体脂肪や乳酸などを扱ってきましたが、現在は呼吸をコントロールする「呼吸法」を研究対象とし、誰にでもできる簡単な体操と呼吸法を組み合わせることで、身体にどのような効果があるかを調べています。
呼吸法で呼息と吸息をゆっくり深く行い、体操で身体の力を抜くと、体内に取り入れる空気の量が多くなり心拍数が落ち着きます。その結果、呼吸機能や循環機能が向上し、リラックス効果もみられます。もともと高齢者の健康保持増進に着目して始めた研究で、難易度が低い体操は高齢者の健康運動としても最適ですし、また、情動もコントロールできることから、スポーツ競技者にも有効だと考えています。

初めて行うことは誰もが初心者。恐れず実践を!

ゼミでは『スポーツを科学する』を目的として、ゼミ生各自の自由な発想で多様なテーマに取り組んでもらっています。例えば「子供の体力向上のために何ができるか?」といったものから「プロ野球をもっと盛り上げるためにどうすればいいか?」「サッカーの指導者に向いているのは男性か女性か?」などユニークなものもあって、今後の展開が楽しみです。
また、私は自宅地域のお祭りや運動会、かけっこ教室にも携わっていますが、そのひとつのキャンプにゼミ生を連れて行きたいと考えています。学生と子供との交流の中で、相互に何が生まれるか期待したいです。
こういった活動をはじめ、皆さんには、学生生活の中でいろいろなことに積極的にチャレンジしてほしいと思います。最初の一歩を踏み出すのは勇気がいりますが、初めて行うことは誰もが初心者です。恐れず実践してください。新しいことに挑戦すればもちろん失敗もありますが、修羅場をくぐればくぐった分だけ、人間の器は大きくなるものです。

石濱慎司ゼミナール

本ゼミではスポーツを科学します。運動生理、コーチング、トレーニング、スポーツ経営などの理論や実践をもとに、現代社会における、運動・健康の必要性をさまざまな観点から考察していきます。科学をスポーツ・運動に応用することは、健康の維持増進や専門的なスポーツの競技能力を向上させるだけではなく、社会貢献に大きな役割をもたらします。これまでのゼミの主な活動としては、スポーツ選手のサポート、地域のお祭りや子どものキャンプなどのイベントにスタッフとして参加しました。冬には北海道の大自然のなかでスノースポーツに親しむ合宿もおこなってきました。からだを動かしてさまざまことにチャレンジしていくゼミです!

Photos

  • ソルトレイクシティ五輪のショートトラックスピードスケート1000mで優勝した、オーストラリアのSteven Bradburyの切手。メダル候補らの失格等で予選通過し、決勝戦の最終コーナーで先行する4人が接触し転倒したため1位でゴールした選手です。棚ぼた式の優勝とはいえ、最後までやり遂げればいいことがある! この切手はいつも財布に入れています

  • これは愛用のスキーセット。毎冬家族でスキーに行きます。子供達が飽きるか、リフトが止まるまで滑り続け、眠い目をこすりながら家に帰ります。そのたびに、遊ぶことにもやはり体力が必要だと改めて実感しています

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