Goto Atsushi

後藤 篤志 助教

所属
経営学部
経営体育
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専門分野

体育学(トレーニング科学)

キーワード

Profile

生年/1977年
血液型/B型(よくA型だと言われる)
出身地/長野県(南信地区)
趣味/スキー、スノーボード、ゴルフなどのシーズンスポーツ
子供の頃の夢/大工か体育の先生
尊敬する人/(1)両親 (2)横浜FCの三浦知良選手
愛読書/昔は赤川次郎の『三毛猫ホームズ』シリーズをよく読んだ。今は三浦知良選手の『やめないよ』を始め、サッカー選手の本を読んでいる途中
休日の過ごし方/2人の子供の世話をする(イクメン3年目)
好きな音楽/ゆず(曲は「夏色」「栄光の架け橋」「虹」など)
好きなTV番組/「渡る世間は鬼ばかり」
好きな著名人/長友佑都選手(プレースタイルとその人柄に魅力を感じる)
好きな食べ物/お酒(ビール)と、そのつまみになるもの

社会に出るための準備期間である大学時代に、 スポーツを通して、体力的にも人間的にも成長してほしい。

授業を通して、体力的な向上や人間的な成長を

担当の授業では、学生にさまざまなスポーツを経験してもらい、体力的な向上や人間的な成長をしてもらえるように指導しています。例えば、経営学部1年生の必修科目「健康科学Ⅰ・Ⅱ」では、サッカーやバスケットボール、アルティメットなどのスポーツを行うことで、学生同士が体を動かしながらコミュニケーションをとったり、規則正しい生活基盤を築くきっかけをつくったりする内容になっています。また、経営学部のスポーツ&マネジメントコースに所属する学生を対象にした「競技スポーツⅡ・Ⅲ(各種競技)」では、数名の学生が持ち回りで授業運営を担当し、学生自身が各スポーツ種目の特性を踏まえて授業を進める形をとっています。例えば、担当の学生がその日行う種目に合わせたチームの分け方、ウォーミングアップ、試合形式や試合時間、クールダウンの方法などを決めて、授業を進めていきます。こうした経験をすることで、物事を運営する際には、どんなことに配慮しなければならないのか、どうすれば皆が気持ち良く過ごせるのか、ということを考えながら行動する力を身に付けてほしいと思っています。
また、こうした授業目的は、理学部の教職課程を選択している学生を対象にした「学校体育演習」にも共通しています。この授業を履修する学生は、授業計画表を作成し、それに沿って「競技スポーツⅡ・Ⅲ」同様に授業運営を行います。これは学生が将来、中学校や高校の教員になって部活の顧問を任された時に、きちんと生徒の安全に配慮した運営ができるようにするためです。さらに教員になると生徒の前で話したり、実験の手本を見せたり説明したりしなくてはなりません。ですから、学生にはこの授業を通して、相手への見せ方や説明の仕方を身に付けてもらいたいと思っています。

コミュニケーションは、相手の立場や気持ちを考えて話すこと

このようにスポーツの授業は、その種目の技術や技能を高めることが目的ではなく、将来を見据えた健康・体力を維持する方法や、社会に出て必要となる物事の進め方・考え方を身に付けることを目的としています。ですから、遅刻や欠席が多い学生や、きちんと挨拶ができない学生には、少し口うるさいくらい厳しく注意するように心がけています。それが私たち体育教員の役目なのです。
また最近は、特に学生のコミュニケーション力について問題を感じています。携帯電話やメールといった情報機器の発達による弊害なのでしょうか、相手のことを考えて伝えようとしている意識があまり感じられないのです。例えば、学生が体育教授室に来るとき、ドアノックをして入ってきた後、自分が誰で、どの先生に何の用事で来たのかが言えなかったり、文章ではなく単語で話したりする学生が少なくありません。それでは、コミュニケーションをとったことにはなりません。コミュニケーションとは、相手の立場や気持ちを考えながら話し、そして相手が何を伝えようとしているのかに耳を傾けることです。大学は社会に出るための準備期間ですから、まずは1年生の早い段階から意識を持って、きちんと会話できる人になってもらいたいと願っています。

後藤篤志ゼミナール

本ゼミでは以下の2つの研究課題に沿ってゼミ活動を進めています。 ①健康の維持増進を目的とした身体活動やライフスタイルについて ②スポーツ文化を醸成する「する」・「みる」・「支える」を考える この2つの項目を中心に学生が興味を持ったテーマについて調査・発表を繰り返しながら研究を進めています。ゼミの内容はグループワークが中心となり、授業内であまり体験したことのないスポーツにも触れ、体験する機会を設けています。また授業でのゼミ活動だけでなく、現在実際に行われているスポーツイベントにも積極的に関わり、各種イベントを支えるために必要な体験や継続的にイベントに関わるための活動も実施しています。

Photos

  • タッチラグビーのボールと、2011年6月にスコットランドで開催されたタッチラグビーのワールドカップに出場した時のユニフォーム。いつも同じものを2着用意し、1着は試合後に対戦相手と交換する。この時は、南アフリカの選手と交換した

  • 2002年、オーストラリアのニューサウスウェールズ州で開催されたNSW州杯に出場した時の写真。海外へ遠征し、海外の選手と戦う貴重な経験を得た

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地域課題

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