お知らせ

2025.01.27

情報学部 ボサール・アントワーヌ教授が国際シンポジウム「I-SPAN 2025」においてBest Paper賞を受賞

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2025年1月19日から23日にかけて、バンコク(タイ)で開催された国際シンポジウム「17th International Symposium on Pervasive Systems, Algorithms, and Networks(I-SPAN 2025)」においてBest Paper Award(最優秀論文賞)を受賞しました。

テーマおよび内容

テーマ:「On Pancyclicity and Cycle Embeddings in a Torus-Connected Cycles Network」

この研究は東京農工大学の金子敬一教授との共同研究です。

富士通の「京」や「富岳」のようなスーパーコンピュータの構成に関するもので、具体的にはスパコンのような高性能の計算機のプロセッサを結ぶ装置「相互結合網」に関する研究です。現代のスパコンは数十万プロセッサを含むため、結び方およびデータの通信アルゴリズムは極めて重要です。本研究では、スパコン業界のニーズを踏まえて、データ通信の効率の向上を目指して、TCCという相互結合網の位相の特徴を証明および評価しました。

コメント

発表した論文が高く評価されて、大変うれしく思います。また、今回受賞したことに加えて、久し振りに共同研究者と一緒に海外で開かれた国際会議に出席することができてうれしく思います。神奈川大学をはじめ、研究者の活動を支援する団体に心より感謝いたします。