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2024.06.10

JECA FAIR 2024~第72回電設工業展~で工学部機械工学科 江上 正教授の研究が紹介されました

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一般社団法人日本電設工業協会が主催する「JECA FAIR 2024 ~第72回電設工業展~」に工学部機械工学科 江上 正教授が研究開発に関わる技術が紹介されました。

出展内容

「電設技術が未来をデザイン!~持続可能な社会のために~」がテーマの工業展にて、日本電設工業株式会社が開発中の架空送電工事用監視支援ロボットが紹介されました。鉄塔のエスコートレール(墜落防止装置)を昇降し工事責任者や監視人を支援するロボットで、架空送電線工事の鉄塔上部作業における安全性向上において強い価値があります。江上教授は架空送電工事用監視支援ロボットの開発に研究の立場で関わっています。

江上教授コメント

10年以上行ってきた宇宙エレベータークライマーの研究成果を架空送電鉄塔に応用することで、実際に産業応用ができ、架空送電鉄塔の高所作業員の安全に貢献が期待できる研究につながったのは非常に意義があることだと思います。

しかも現在は、開発した工事支援ロボットが日本電設工業株式会社様のご尽力により、実際の工事現場で使われる実証機の段階まで進歩しており、今後実用機として使われる可能性があることは、こちらの立場からは非常に喜ばしいことです。

私の研究における最終目標は、自分たちで開発したロボットが実際に現場で使用され、社会の役に立つことですので、やっとその第一歩を踏み出せたと思っています。まだまだ実用上は改善が必要な部分があり、現在も改良を重ねていますが、この工事支援ロボットを本当に役に立つ形に進歩させていきたいと思っています。

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