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2024.05.20

建築学部上野准教授が羽沢小学校の壁画アートを監修しました

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羽沢小学校6年3組(2023年度)が、総合的な学習の時間で校舎の壁面にアートを制作する取り組みを行い、建築学部の上野正也准教授が児童に対して壁画に関する講義やデザインのアドバイスを行いました。

横浜市神奈川区羽沢町にある同小学校は、2019年に相鉄線羽沢横浜国大駅が開設するなど周辺の地域活性化が進んでおり、6年生の総合的な学習の時間「はざわのじかん」にて、羽沢地区の活性化をテーマにクラスごとで取り組みを行うことになりました。6年3組は落書きの防止と明るく賑やかなまちづくりを目的に校舎裏壁面に壁画アートを制作することになり、今回神奈川区役所との連携を通じて上野准教授が協力する運びとなりました。

2023年9月には、上野准教授が羽沢小学校にて、壁画に関する講義を児童へ行いました。絵画の歴史から現代アートまで写真を交えながら解説し、絵とは想いを伝える手段であること、また、クラス全員が参加して1つの壁画をつくり上げることの大切さを伝えました。

その後は、上野准教授が6年3組とメールのやり取りを通じて、デザインの工夫や壁面への塗り方、大きさの調整など具体的なアドバイスを行いました。

完成した壁画は、「たくさんの人が笑顔になる面白いアート」をテーマに、フォトスポットとして人が空いているスペースに立って撮影できるよう仕掛けが施してあり、訪れた人へ羽沢地区の魅力が一目で伝わるよう地産地消の農産物のイラストが散りばめられた、明るく魅力的なデザインになりました。

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