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2024.05.10

工学研究科 劉雅婷さん(片桐研究室)が、情報処理学会第86回全国大会学生奨励賞を受賞

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工学研究科 劉雅婷さん(片桐研究室)が、情報処理学会第86回全国大会において学生奨励賞を受賞しました。

テーマおよび内容

「学校給食献立自動作成をねらいとした食材・調味料の分類に基づく料理間類似度算出手法」
学校給食の献立作成においては、考慮すべき制約の種類と数が多いため、栄養教諭が行う献立作成には、多くの手間と時間を要しています。学校給食では、食育の観点から、児童生徒が様々な食材と味を経験できるように料理を提供しています。本研究では、ある自治体が提供された実際の献立データを使用することで、学校給食の自動献立作成への応用をねらいとして,料理間類似度を算出する手法を提案しました。妥当な類似度結果に基づいて、料理の多様性を考慮した献立作成の実現が期待されます。

受賞のコメント

この度、情報処理学会第86回全国大会において、学生奨励賞を頂くことができ大変嬉しく思います。私自身、学会での発表経験が初めてで緊張しました。研究が思うように進まず、苦労した時が多々ありました。そのような中で、指導教員の片桐先生と目片先生の懇切丁寧なご指導をはじめ、様々な形で相談にのってくれた仲間のおかげで、自信を持って学会に臨むことができました。賞を頂けたことを糧に、今後も現場の課題解決を目指して、研究により一層尽力して参ります。

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