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2024.03.04

工学研究科吉田研究室のMd.Masudur Rahmanさんが日本シミュレーション学会で「最優秀論文賞」を受賞

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工学研究科吉田研究室の Md. Masudur Rahmanさん(2023年3月工学研究科博士後期課程学位取得修了)が、2023年11月1日開催の日本シミュレーション学会(JSST 2023 Best Paper Award)で最優秀論文賞を受賞しました。

テーマおよび内容

「Various scalographic representation of electrocardiograms through wavelet transform with pseudo-differential like operators」
(和訳「擬微分作用素様作用素を伴うウェーブレット変換による心電図のスカログラムと特徴付け」)

 

心電図そのものによっては分類の困難な不整脈の型が複数存在する。これらを正確に分類するために、新たに、擬微分作用素を通常のウェーブレット変換に施し、それに基づくスカログラムを出力する理論と、これを実行するソフトウェアを作成した。これにより、高精度で上記の不整脈の型を分類することに成功した。

コメント

この度は、最優秀論文賞という栄誉ある賞に選ばれた事を大変嬉しく感じております。ご指導いただいた吉田稔先生をはじめ、本賞の受賞論文を発展させる形で作成された私の博士学位論文を、工学研究科にてご審査いただきました副査の先生方、片桐先生、石井先生、今井先生、秋吉先生と、日本シミュレーション学会の関係者の皆様に深く御礼申し上げます。

研究室で夕食会に出かけた際の吉田稔先生(右)との写真
研究室で夕食会に出かけた際の吉田稔先生(右)との写真

研究室の夕食会での吉田先生との楽しいひと時。

敬虔なイスラム教徒である私(Dr. M. Rahman) が飲んでいるのはnonalcoholic (ノンアルコール)Beerで、楽しんでいるお料理は 豚肉を用いないもの(without pork)です。

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