お知らせ

2024.02.22

情報学部 王天澄特別助教が「丹羽保次郎記念論文賞」を受賞

  • LINEでシェア
  • Xでポスト
  • Facebookでシェア

2024年2月17日 情報学部 システム数理学科の王 天澄特別助教が、令和5年度(第47回)丹羽保次郎記念論文賞を受賞しました。この賞は、「日本の10大発明家」の一人、故丹羽保次郎博士の偉大なご功績を記念し、電気通信工学関連分野において(情報工学等の関連分野を広く含む)独創的な研究に従事し、かつ優秀な論文を発表した若手研究者に与えられる賞です。

授賞式は同日に東京電機大学にて開催され、同大学学長より賞状ならびにメダルと副賞が贈られました。また王特別助教より、受賞対象の研究論文に関するプレゼンテーションが行われました。

テーマおよび内容

論文題目:「位相雑音環境下における量子受信機の誤り率特性とそのロバスト設計の規準」

「量子最適受信機においてPSK信号を復号する際、位相雑音量による誤り率特性の変化を明らかにすると共に、位相雑音量の変動に対してロバストな量子最適受信機の新たな設計基準を示しており、量子通信の発展に貢献する論文である」と評価をいただきました。

受賞のコメント

登竜門ともいわれる権威ある賞をいただき、大変光栄に存じます。歴代の受賞者の顔ぶれを見ると、身の引き締まる思いです。受賞論文だけではなく、この成果を軸に神奈川大学にて継続的に行ってきた、一連の研究まで評価をいただきました。本学教職員の方々による手厚いサポートがなければ、受賞に至らなかったのではないかと思います。ご協力・ご支援を賜った共同研究者の先生方、本学教職員の方々に厚く御礼を申し上げます。

関連リンク