お知らせ
2023.03.07
「SDGsよこはまCITY冬」開催報告
2023年2月18日(土)に本学が加盟する、よこはま国際協力・国際交流プラットフォーム運営委員会主催の「SDGsよこはまCITY冬」をオンライン(Zoomなど)にて開催しました。
本学からは、2022年度神奈川大学SDGsアワードにて各賞を受賞した4グループが講座を出展しました。
本学の講座には約50名の方にご参加いただき、参加者との活発な意見交換も行われました。
持続可能な社会の実現に向け、引き続き先進的に活動を進める学生へ、応援のほどよろしくお願いいたします。
発表概要
①【グループ名】鈴木さんとゆかいな仲間たち
【テーマ】知って驚き!ハイテク・エコな茅葺住宅 −解体されてしまう住宅から持続可能な住宅へ−
【概要】
現在多くの建物は新たに作られては古い建物は壊す、壊される、壊れていくといった負のサイクルが続いている。産業廃棄物の増加や地球温暖化など様々な環境問題が取り上げられ、優れた技術も開発されるようになった今、省エネ対応の最新機能の住宅が作られた。そこで私たちは、日本古来の茅葺き住宅について着目してみた。驚くべきことに環境面、性能面においても現代の技術と同様の効果がわかった。姿を消しつつある茅葺き住宅をこのまま消滅させてしまって良いのか。これからの建築工法の主の一つとして復活させることを推奨するため、茅葺き住宅の素晴らしさとその背景にある課題、解決策案を発表した。
②【グループ名】OISHI!
【テーマ】明日への贈り物
【概要】
現代人の暮らし向きとフードロスの現状を踏まえ、地域の廃棄予定食材を活用した、貧困に苦しむ子供たちへの支援を目標とした活動実施案の発表を行った。具体的には、学生食堂や周辺地域の市場・農家等から「①廃棄予定食材を収集」する。この食材を利用し、地域の子供たち向けに「②こども食堂を運営」するとともに、食材をフリーズドライ化して「③新興国の貧困家庭に向けて輸送」する。このスキームを通して、地域のフードロス削減、さらに貧困や飢餓の撲滅に貢献したいと考える。
③【グループ名】KUSEP
【テーマ】宇宙エレベーターとSDGsについて
【概要】
宇宙エレベーターは次世代の輸送手段として現在研究がされている。宇宙エレベーターが実用化すれば、クリーンなエネルギーによる運用など様々なことが期待される。宇宙エレベーターとSDGs、私たちKUSEPの活動について発表を行った。
④【グループ名】メタバースグループ
【テーマ】メタバースとリアルを通した独居老人のための生きがいづくり
【概要】
超高齢社会である日本が抱える問題の一つとして、周りとの関係がなく孤立してしまう独居高齢者の存在がある。この問題の解決に向け、メタバースがもたらす「人同士のつながり」の活用が有力と考えた。「メタバースとリアルを繋ぐ」ということに焦点を当て、高齢者同士で容易に交流ができる共感コミュニティを形成。このコミュニティを継続していくことが、「住み続けられるまちづくり」に繋がる。メタバースの概要にも触れながら、独居高齢者とメタバースとの掛け合わせの可能性について発表を行った。
主催:よこはま国際協力・国際交流プラットフォーム運営委員会 SDGsよこはまCITY プロジェクト
<構成団体>(特活)横浜NGOネットワーク/公益財団法人横浜市国際交流協会(YOKE)/JICA横浜/神奈川大学