お知らせ

2022.06.14

経営学部知花ゼミ 棚田保存活動に参加しました

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 6月4日(土)、「食と農」をテーマに活動している経営学部の知花ゼミのゼミ生19人が、棚田保存活動に参加しました。

ほとんどの学生が田植えは初めて、というなか実家が田んぼを持っていて毎年のように田植えや稲刈りを手伝っていた経験を持つ学生もいたり、それぞれの想いでワーク中は歓声や笑顔に包まれました。この日は大井町役場の方をはじめ小田町長も参加し、延べ約70人が汗を流しました。

この活動はトヨタモビリティ神奈川(神奈川トヨタ自動車)と足柄の大井町高尾地区の高尾棚田保存会が取り組む「酒蔵応援プロジェクト」※1と「おいしいかながわプロジェクト」※2の取り組みも兼ねており、今後も活動が予定されています。

左から)小田町長、知花先生、棚田保存会藤澤さん
左から)小田町長、知花先生、棚田保存会藤澤さん

今後は今回の活動の振り返りを行ったうえで、6月28日(火)に高尾棚田保存会の藤澤憲吾(ふじさわ園 園主)さんをゲストスピーカーに招き、改めて棚田保存プロジェクトの説明を受け、秋の稲刈りにも参加し、最後は日本酒「夢高尾」(製造:井上酒造)の醸造までワークを継続していく予定です。

 

 高尾棚田保存会 「酒蔵応援プロジェクト」 ※1 

足柄上郡大井町の高尾地区に手狭で効率が悪いことから約20年間に亘り耕作放棄地となっていた棚田を復活させるため、地元の有志が集まって発足。行政の協力も得ながら7年前から伝統的な棚田を復活させ、お酒の原料となる酒米を作り、農業の継承と地域振興に努めている。

おいしいかながわプロジェクト」※2

神奈川大学も参画している産学連携のプロジェクトであり、「食を切り口にした地域活性」を目指すもので、実践型教育プログラムを通じた学生の取り組み、教員の産官学連携活動等による事業者活性、果物や水産加工品、調味料など様々な神奈川県産食品の紹介や食に関するイベントの開催など多岐にわたるものとなっています。