お知らせ

2022.02.07

人間科学部 渡部かなえ教授が、APIAR学会・OCMAR-2021において「最優秀論文賞」を受賞

  • LINEでシェア
  • Xでポスト
  • Facebookでシェア

人間科学部 渡部 かなえ 教授が、APIAR学会・OCMAR-2021において教育学分野の最優秀論文賞(Best Paper in Education)を受賞しました。

経営学、教育学、情報科学、社会科学の領域で、口頭発表および執筆された論文の両方について、クオリティ、独自性、その領域の研究の発展への貢献度から審査されランク付けされて、最も明晰で説得力のあるプレゼンテーションであり質の高い論文であると評価されたものに対し、最優秀論文賞が送られます。

受賞コメント

発達障害・知的障害を持つ子どもたちの海辺の自然体験活動は新型コロナウイルス感染防止に最大限の注意を払いながらの実施となりましたが、子どもたちが楽しんで多くのことを学び、成長の機会となることが明らかにできて、嬉しく思いました。さらに、活動を通してサポートする大人たちも子どもとのかかわりを通して嬉しい気持ちや楽しい経験ができ、また子ども理解が深まることを示せたのは大きな収穫でした。

研究内容

タイトル『The current situation and issues of mentally disabled children ‘s nature experiences according to the qualitative analysis pf parents’ questionnaire』

内容:生きる力を育むために体験活動は重要で、特にセンス・オブ・ワンダーを育む自然体験活動は人間性に大切な影響を及ぼすが、障害児はその機会が極めて限られており、子どもたちの間で体験格差が生まれている。そこで政府の休眠預金を活用した体験格差解消事業の助成を受けた認定NPOと協力して発達障害・知的障害児の海辺の自然体験活動プロジェクトを実施し、その意義と成果、課題を保護者アンケートから検証した。

関連リンク