お知らせ

2019.12.02

横浜・湘南ひらつか両キャンパスにおいて地震・火災避難訓練を行いました

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本学では、近い将来起こり得る大規模災害において、学生と教職員等一人ひとりが防災に関する意識を向上し、災害発生時に迅速な対応をとれるようにするため、年に1回地震・火災避難訓練を実施しており、今年も横浜キャンパスと湘南ひらつかキャンパスでそれぞれ実施されました。この訓練は2013年から毎年実施しており、今年で7回目になります。

横浜キャンパスでは、2019年11月15日(金)12時15分からグラウンド付近で授業を履修している学生や図書館の利用者など約2,000名を対象に、地震から身を守るシェイクアウト訓練と建物の火災から避難する2つの訓練を行いました。

授業を履修する学生は、教員の指示のもと机の下に潜って身体を守り、避難指示が出ると落ち着いてグラウンドへ移動していました。またグラウンドでは、実際の災害時に使用する安否確認シートが配布され、訓練参加者は自分の安否情報などを記入しました。避難先がグラウンドのため机はありませんが、お互いの背中を利用するなど工夫して記入している様子が伺えました。最後に大学で備蓄している災害用非常食のパンが配布され、災害の疑似体験を行うことで1人ひとりが防災に対して意識するきっかけとなりました。

湘南ひらつかキャンパスでは、2019年11月12日(火)12時25分から「キャンパスにおいて震度6弱を観測し、その後、1号館・2号館・6号館及び体育館から火災が発生した」ことを想定し、4号館を除く全館を対象にした避難訓練を実施し、およそ1,000名の参加者がありました。

横浜キャンパスと同様、地震発生時の身を守る訓練、建物の火災から避難する訓練、安否確認シートを用いた情報収集の訓練を行い、避難開始の指示を告げる非常放送を受け、学生、教職員は速やかに移動し、概ね10分程度で陸上競技場に避難を完了することが出来ました。

避難完了後、山口理学部長から「自らも訓練に参加し、周りの状況なども見ながら、陸上競技場に移動してきたが、全体的にスムーズに避難することができていたと思う。災害は、いつみなさんの身にふりかかるか分からないので、本日の訓練を経て、例えば大学以外の場所で被災した場合にどのような行動をとるべきか等、日頃から自分なりに思いを巡らせてみることが大切である。」との講評を受けました。

訓練終了後は、陸上競技場内に設けられた、起震車、AED、消火器の各体験ブースに参加する学生も見受けられ、防災啓発の良い機会になりました。