お知らせ

2025.10.27

東京ビッグサイトで開催された「フードシステムソリューション2025」に片桐研究室が出展

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2025年10月15~17日、東京ビッグサイトで開催された「フードシステムソリューション2025」という給食・大量調理に関する専門展示会に、工学部経営工学科経営システム工学研究室(片桐研究室)が「給食特化型のAIで現場を強力にサポート!」を出展しました。研究室で開発した「全てのライフステージに対応した自動献立作成AI」、「廃棄・機会ロスを削減する給食特化の食数予測AI」を展示しました。また、大量調理の作業工程・調理工程の最適化の取り組みについても展示しました。本出展では、東京聖栄大学管理栄養学科の風見公子教授のゼミとのコラボにより、数理最適化やAI技術に基づくシステム開発と給食経営管理の観点を結び付け、給食業界への貢献を目指していることを発信しました。

10月15日(水)には、片桐英樹教授がセミナー「学校給食を変える献立作成AIの現在地と未来」を実施しました。セミナー会場は多くの参加者であふれ、セミナー終了後にも活発な意見情報交換が行われました。

セミナーや展示をご覧いただく中で、実際にご活躍されている栄養士の方から「このサービスがあればとても助かります」といったお声や、自治体の方から「これだけAIが発展している中で、自治体でも以前とは意識が変わっている。導入に向けて検討したい」といったお声をたくさん頂くことができました。

2023年8月には、片桐教授と研究室所属の学生が中心となり、株式会社Well-Fed(神奈川大学発ベンチャー第1号)を設立して、献立作成AIと食数予測AIのサービス化を実現しています。

片桐研究室では、今後も引き続き、数理最適化・AI技術に基づく献立作成や作業・調理工程の最適化、食数予測に関する研究を進め、給食業界に益々貢献することを目指していきます。