学部からのお知らせ

2026.09.25

本学大学院工学研究科の学生および長谷亜蘭 教授がThe 19th MIRAI Conference Excellent Research Awardを受賞

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本学大学院工学研究科 機械工学領域 博士後期課程(社会人)の獅子原 祐樹さんおよび工学研究科 長谷亜蘭教授が、9月24日に金沢大学で開催されたThe 19th MIRAI Conference(第19回MIRAI会議)において研究成果を発表し、The 19th MIRAI Conference Excellent Research Awardを受賞しました。

受賞概要

MIRAI会議は、精密微細加工とグリーンテクノロジーの発展のために日本、韓国、台湾、中国、米国などの研究者、技術者が参加して最新研究の発表を行う国際会議です。

 

当日は、切削や研削、研磨、積層造形、表面創成などの精密加工を中心に国内、海外から最新の研究事例が報告され、オンライン参加者も含めて活発な議論が行われました。

 

今回、「Detection of Oil-film Behavior by In Situ Optical Interferometry and Acoustic Emission Sensing」について講演発表を行いました。

 

本研究では、材料の変形・破壊時に発生する弾性応力波を検出するアコースティックエミッション(AE)センシングを活用し、転がり-すべり接触部における油膜挙動と損傷の発生に伴うAE信号の変化について調査を行いました。その結果、油膜形成状態や損傷の発生に伴ってAE信号が変化することを確認し、AE信号の周波数特性から、摩擦表面における微小な現象変化を高感度に捉えられることを明らかにしました。

 

本賞は、研究テーマの選定やアプローチ、研究の経過、成果の期待に対して授与されました。

受賞コメント

このたび、博士後期課程の獅子原さんとともに「The 19th MIRAI Conference Excellent Research Award」を受賞することができ、大変嬉しく思います。

 

転がり-すべり接触状態モニタリングに関する研究は、機械およびエネルギー機器の信頼性向上に直結する重要なテーマであり、今回の成果はAEセンシングを活用した診断・評価技術の高度化に新たな可能性を示すものです。

 

また、ENEOS東燃ゼネラル研究奨励・奨学会によるご支援のもと、エネルギー効率向上や摩擦損失低減に資する基礎研究を進めることができましたことに、深く感謝申し上げます。

 

今後も、AEセンシング技術のさらなる高度化や他分野との融合研究を推進し、産業の高効率化および環境負荷低減に貢献できるよう努めてまいります。