学部からのお知らせ

2026.09.10

【受賞】 小出研究室の藤井駿さんが「錯体化学若手の会夏の学校2026」において優秀ポスター賞(Chemistry Letters Young Researcher Award)に選ばれました

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研究テーマ

ハーフカプセル型有機カチオンを導入した Mn(II)ハライドの合成・狭帯域発光特性

研究内容

ディスプレイや照明、センシングなどに用いられる発光材料には、高い発光効率や色純度に加え、外部刺激に応答する多機能化が求められています。本研究では、ハーフカプセル構造を形成する有機分子と、資源豊富かつ安価なMn(II)ハライドからなる有機–無機ハイブリッド構造体に着目し、発光中心であるMn(II)ハライドの周囲環境および分子間相互作用を精密に制御することで、高効率かつ狭帯域な発光特性を実現しました。さらに、外部から与えたエネルギーを結晶中に蓄積し、加熱によって発光として読み出す熱刺激発光や、応力によって生じる発光を確認し、それらの発現機構について考察しました。これらの結果から、分子・結晶構造の精密制御によって発光特性とエネルギーの蓄積・読み出し機能を両立できることを示し、情報記録材料や放射線検出、応力センシングなどへの応用可能性を示しました。

受賞者コメント

このたび、優秀ポスター賞(Chemistry Letters Young Researcher Award) を受賞し、大変光栄に思います。本研究を進めるにあたり、小出 芳弘教授および楠本 壮太郎特別助教をはじめ、研究にご協力いただいた皆様に心より感謝申し上げます。今回の受賞を励みに、今後もより一層研究活動に励み、研究のさらなる発展に努めてまいります。