学部からのお知らせ
2026.07.03
講演会・ワークショップ「バナナ産業の現在――卒業生が語るアグリビジネスと国際協力」を開催しました


法学部ゼミナールⅡ「食から考える近代社会Ⅱ」(小山吉亮准教授担当)の授業の一環として、7月3日に講演会・ワークショップ「バナナ産業の現在――卒業生が語るアグリビジネスと国際協力」を開催しました。小山ゼミの学生以外にも、Global Perspective Programの登録者や大学院生、関連分野の教員などが参加しました。
前半は神奈川大学の卒業生による講演でした。まず、小川眞之介氏(株式会社ドール 営業本部関東営業部 主任、人間科学部卒業)に、SDGsやサステナビリティ問題に関するドール社の取り組みに関して、「もったいないバナナ」プロジェクトを中心に紹介していただきました。続いて、片岡貴之氏(株式会社ベイ・コマース 代表取締役、経営学部卒業)には、同社がタイで手掛けているバナナの産地開発・品質向上に関する取り組み(JICA「中小企業・SDGs ビジネス支援事業」)について説明していただきました。
後半は「なぜバナナを食べるのか――地産地消時代における輸入フルーツのプロモーション」をテーマとして、フルーツを輸入することのメリットと、それを踏まえたプロモーションのあり方について話し合ってもらいました。参加者からは、「安い、はやい、うまい」というイメージに加えて、産地における雇用創出効果や、輸入バナナが国産の温室栽培バナナよりもコスト・品質・供給の面ですぐれていることを前面に打ち出すべきであるという意見が出ました。
これらの意見に関して講師のお2人には、コスト・環境負荷の面からは地産地消だけではなく適地適作も重要であること、品質向上を図ることが産地の支援につながること、利益を上げつつ産地とのwin-winを目指す「三方よし」の視点がアグリビジネス企業にとって重要であることなどの論点を中心に、コメントしていただきました。
<関連サイト>
株式会社ベイ・コマース「タイ国産バナナ」(リンク)
片岡貴之氏(神奈川大学「PROUD BLUE」)
株式会社ドール「もったいないフルーツプロジェクト」(リンク)
小川眞之介氏(神奈川大学「神大スタイルWEB」)