お知らせ

2025.12.18

サーキュラーエコノミーplus冬の作戦会議をみなとみらいキャンパスで開催

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社会・経済の好循環とウェルビーイング実現に向け産学官民が参集

2025年12月4日(木)、神奈川大学みなとみらいキャンパス1階ソーシャルコモンズにおいて、「サーキュラーエコノミーplus冬の作戦会議~社会と経済の好循環を目指して~」が開催されました。

本取組は、横浜市政策経営局共創推進課を主催とし、本学は共催大学として、社会連携センターおよびスポーツ戦略室が参画しました。

本会議は、GREEN×EXPO 2027を見据え、環境・経済・社会の調和を基礎とした「サーキュラーエコノミーplus」推進に向け、産学官民による共創的対話を促進することを目的に実施されました。当日は、社会課題解決型企業として注目されるゼブラ企業や、大学研究機関、中間支援組織、様々な取組を行う市内の各団体から参加者が集い、「循環社会」「共生社会」に求められる実装について多角的な議論が展開されました。

プログラムでは、市内団体による課題提起から始まり、若者支援、障がい者就労、子育て世代の支援、単身高齢者ケア、多文化共生など、横浜が直面する社会課題が具体的に共有されました。

さらに、ゼブラ企業による提言に続き、全参加者によるワークショップでは、「ローカルゼブラが社会課題をいかに解決するのか」をテーマに、横浜モデルの循環型社会構築に向けたアイデア創出が活発に行われました。

また、本学からは緑区竹山団地において地域の課題の緩和に取り組むサッカー部の学生、そしてスポーツを通じて世代を超えた交流を育む「KUスポーツフェスティバル」の運営に携わった硬式野球部、スケート部、女子バレーボール部ら学生代表が参加し、企業・団体の皆様と意見交換の機会をもちました。地域実践を担う学生の視点からの発言も多く、参加者からは「実際に現場に入っている学生の声が、施策づくりにとって重要な示唆となる」といった評価が寄せられました。

本学はこれからも、地元、横浜市および地域ステークホルダーとの協働をさらに深め、「共生」「循環」を基盤とする都市政策・社会連携の推進に寄与してまいります。

横浜市と神奈川大学は2020年3月に包括連携協定を締結しています。