アクティビティ

東京国際映画祭(TIFF)のボランディア活動(東京)
森谷 綺さん(中国語学科 2024年度)

2023年と2024年の2年間、東京国際映画祭(TIFF)のボランディア活動をしました。授業でこの活動を知り、楽しそうだと思ったことがきっかけでしたが、学生のうちから国際的なイベントに関われたのは貴重な体験でした。私は主に来場客の誘導や質問対応、ゲストの簡単な翻訳サポートを務めました。さまざまな年齢層の方が参加しているため、社会で役立つ情報をたくさん知れました。交流の輪も広がり、実際打ち上げが終わった今でもまだつながっています。

2024年は、映画祭以外にチャイナ・フェスティバルのボランティアにも参加しました。私は来賓受付を担当し、主に待機場の誘導をしました。中国語の通訳対応もありましたが、大学で学んだ中国語が役立ったときには達成感を感じました。また、2年の授業で観た「走近大凉山」というドキュメンタリーの監督にも偶然会い、まさかお話しできる日が来るとは思っていませんでした。自分にとって遠いと思っていても一歩踏み出すと案外近くにあるかもしれません。ボランティア活動に限らず、少しでも興味のあることは実際行動して体験してみるのが一番だと思います。自分の可能性を信じて、様々なことに挑戦してみてはどうでしょうか?きっと違う新しい世界、自分に出会えると思います!
「海とみなと」海外ゼミ合宿(広州)
担当教員:孫安石(2019年8月実施)

第16回を迎えた海外ゼミ合宿は、初めて上海を離れて広州にて実施されました。15年間慣れてきた上海とは勝手が違いましたが、広州外語外貿大学の先生かたの協力を得て充実した経験をすることができました。広外の日本語学科の学生20名ほどとも意見交換ができた他、以下の各 所へ足を運ぶことができました。◎北京路、◎栄興楼ー粤劇+飲茶、◎小北路(宝漢地区)ー非洲人社区、◎珠江新城ー春広場、広州図書館、広東省博物館、広州大劇院、◎魯迅記念館、◎沙面租界ー建築群、◎珠江クルーズー天字碼頭、◎珠江Pier Partyなど。何よりも良かったことは上海の新光迎賓館のような拠点になるホテルを発見したことかも知れません。色々なハプニングがありましたが、「友達」の協力で無事、乗り切ったという武勇譚(笑)を聞きました。(Sさん)



国内ゼミ合宿 山形国際ドキュメンタリー映画祭
担当教員:秋山珠子(2019年10月実施)

今秋、秋山ゼミの第1回合宿として、アジア最大のドキュメンタリー映画祭である山形国際ドキュメンタリー映画祭に参加した。2泊3日といった短い時間であり、途中大型台風に見舞われ一部予定が変更になったが、映画鑑賞だけでなくボランティア活動も行い、普段はなかなか体験できない貴重な経験をして濃密な時間を過ごした。
今年30周年を迎える同映画祭には、世界から多数の出品作と監督が集い、テレビではあまり見られない多様なドキュメンタリー映画の魅力に触れた。ボランティア活動では、8月から説明会に参加し、様々な役割の中から、各自が適性や関心に従って選んだ活動を行い、地元の人々と共に国際的な文化事業を作り上げていく面白さを知ることができた。私たちが帰ったのち、映画祭スタッフや地元の方から秋山先生に、「神奈川大学の学生ボランティアは素晴らしかった」とのお褒めの言葉があったそうだ。地元と世界に愛されるこの映画祭に少しでも貢献できていたならば嬉しく思う。(SKさん)



社会貢献講演会・シンポジウム
中国語学科では毎年、学内外に向けて、中国語圏の多様性・重層性を紹介する刺激的な企画を提供しています。作家、映画監督、写真家、批評家、研究者、ジャーナリストなど、国内外で活躍する優れたゲストと身近に触れ合う貴重な機会です。
多重露光:折り重なる中国イメージ―王我(ワン・ウォ)監督を迎えて(2019年)
映画から見た中華文化圏と東南アジア(2018年)
日中友好と内山完造について考える(2017年)
日中関係史の現場を歩く、見る(2016年)
中国残留孤児だった父を持って―記憶の継承について考える(2016年)
香港・雨傘運動から東アジアを考える―香港・中国・台湾・そして日本(2015年)

