2025.06.25

ドイツで開催されたMakers Unitedに経営学部生が招待参加

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神奈川大学経営学部・道用ゼミに所属する服部真恋さん(4年生)と綱島涼香さん(3年生)の2名が、2025年6月19日〜22日にドイツ・ケムニッツで開催された国際的メイカーズイベント「Makers United」に招待され、現地でのワークショップおよび展示活動に参加しました。

— ものづくりは世界の共通言語:地域と素材をめぐる探究と実践 —

 「Makers United」は、クノロジー・クラフト・アート・サイエンスが融合した参加型フェスティバルで、国際的なメイカーが集い、来場者が自ら体験・創作できる国際的ハンズオンイベントです。Makers United 公式サイト

 

 今回の参加は、道用ゼミで継続的に取り組んでいる「デジタルファブリケーションと共創」に関する取り組みが評価され、招待参加が実現しました。服部さんと綱島さんは、「作ることの本質」や「地域によって異なる素材や価値観」に関心を持ち、フィールドワークや試作を通じて、ものづくりと社会との関係性を探る研究を進めています。今回のMakers Unitedでは、現地に到着してから素材を探し、アイデアを形にし、即興的にワークショップを企画・準備・実行しました。日本とドイツそれぞれの地域素材を用いたオリジナルの体験づくりは、多様なバックグラウンドを持つ参加者との交流を深め、「ものづくりは世界の共通言語である」という感覚を強く印象づけるものとなりました。

 

 また、世界各地から集まったメイカーたちとの交流も大きな刺激となり、国や文化の違いを超えて、創造的な対話と協働が可能であることを体感し、異なる文化・背景を持つ人々と直接対話する中で、自分たちの問いや視点の価値を再認識する貴重な経験となりました。

普段は神奈川大学みなとみらいキャンパス内の「FabLabみなとみらい」を拠点に活動している二人ですが、今回はドイツ現地のファブラボやメイカースペースで作業を行い、日頃学んでいるデジタルものづくりのスキルが世界各地で通用する“グローバルなスキル”であることを実感しました。
 

 参加した服部さんは「素材や技術以上に、誰と、どう作るかというプロセスの中に学びがあると実感した」と語り、綱島さんも「初めての海外滞在と英語での実践に不安もあったが、ものづくりを通してつながれた感覚は大きな自信になった」と振り返りました。