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2022.11.29

工学研究科 竹内ひまわりさん(片桐研究室)が日本経営システム学会より学生研究発表優秀賞を受賞

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工学研究科 竹内ひまわり(片桐研究室)さんが日本経営システム学会 第69回全国研究発表大会において、学生研究発表優秀賞を受賞しました。
この賞は、当該学会全国大会において、大学生、大学院生が行った研究発表の中で、優秀な発表者に贈られます。

テーマおよび内容

食材・料理の提供頻度を考慮した学校給食の献立最適化問題に対するヒューリスティック解法

学校給食の献立作成現場では、栄養摂取量の基準値、食材費用など様々な制約を考慮する必要があります。制約の種類と数が多いため、栄養教諭らが行う献立作成には、多くの手間と時間がかかります。本研究では、学校給食の献立を組合せ最適化問題として定式化し、食材・料理の提供頻度を考慮した自動献立作成モデルを提案しました。提案モデルでは、ヒューリスティック解法を使用しており、従来手法よりも短い時間で献立の自動作成を行うことができます。

受賞のコメント

この度、学生研究発表優秀賞として、日々の研究成果が評価されたことに大変嬉しく思います。私自身、学会での発表経験が初めてで緊張しましたし、研究が思うように進まず、苦労した時が多々ありました。そのような中で、指導教員の片桐英樹先生や共同研究者の宇野剛史先生(徳島大学)の懇切丁寧なご指導をはじめ、様々な形で相談にのってくれた研究室の仲間のおかげで、自信を持って発表することが出来ました。今後も現場の課題解決に貢献出来るような献立作成モデルの提案を行えるよう、日々努力します。

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