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2022.11.29

理学部 ボサール・アントワーヌ 准教授が国際会議で最優秀論文賞を受賞

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テーマおよび内容

理学部 情報科学科のボサール・アントワーヌ 准教授が2022 年 11 月 8 日から 10 日にかけて開催された「19th International Conference on Applied Computing 2022」(ポルトガル・リスボン)においてOutstanding Paper Award(最優秀論文賞)を受賞しました。発表した論文のタイトルは「Torus-connected toroids: an interconnection network for massively parallel systems」です。この研究の課題は富士通の「京」や「富岳」のようなスーパーコンピュータの構成に関するものであり、具体的にはスパコンのような高性能の計算機のプロセッサを結ぶ装置「相互結合網」に当たります。現代のスパコンは数十万プロセッサを含むため、結び方およびデータの通信アルゴリズムは極めて重要です。本研究では、スパコン業界のニーズを踏まえて新しい相互結合網の位相を提案して評価されました。

受賞のコメント

投稿した論文が一番高く評価されて(best paper)、大変うれしく思います。今回、受賞したことに加えて、久し振りに対面の形で海外に開かれる国際会議に出席することができてうれしく思います。神奈川大学をはじめ、研究者の活動を支援する団体に感謝を申し上げます。受賞をすることは、研究の今後の発展に対して間違いなく力となります。