お知らせ

2022.10.12

工学部片桐研究室が「フードシステムソリューション2022」に出展

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この度、工学部経営工学科 経営システム工学研究室は、東京ビッグサイトで開催されたフードシステムソリューション2022という給食・大量調理に関する専門展示会に、研究室で開発した「食材の価格高騰に対応した自動献立作成支援システム」を展示致しました。さらに展示したシステムのデモを実施し、実際に体験していただきました。栄養士業務の中で特に大変だと感じておられる献立作成を、数理最適化と呼ばれる技術により、自動で行うシステムを開発しました。また言語処理AIにより、料理同士の近さを考慮し、多様性に富んだ献立を実現することで、違和感のない献立を作成することができます。

システムのデモを体験して頂く中で、実際にご活躍されている栄養士の方から「このサービスがあれば助かります」といったお声や、価格高騰に対応していることについては自治体の方から「価格高騰に関して本当に困っていたのでサービスとしてあれば喜ぶ自治体も多いと思う」といった嬉しいお声をたくさん頂くことができました。今後、献立作成に関する研究を更に進め、さらにサービス化を目指すことで、健康的な子供を育む学校給食業界に貢献していきたいと考えています。