お知らせ

2022.10.03

シーカヤックの体験型研修で海洋への理解を深めました

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本学では人や自然・文化・社会などと直接関わる活動を経験できる実践的な学びを支援する科目として、全学共通の基本科目に「体験型研修」を置き、体験する種目内容の特性に応じて授業計画が立てられた様々な科目が開講されています。その中の一つ、体験型研修「海の体験学習」が夏季休業期間中に開かれ、学生が海と港の歴史の講義やシーカヤック乗船訓練を通じて、身近な横浜港や海洋に理解と関心を深めました。

「海の体験学習」は計4日間の日程で、8月と9月の2回に分けて実施されました。共通教養科目のため参加対象は全学部で、法学部や理学部などの学生計24人が参加しました。公益財団法人「帆船日本丸記念財団」の施設を用い、NPO法人「横浜シーフレンズ」のメンバーが実技訓練を担当しました。講義はみなとみらいキャンパスで開かれ、パドリングの基礎や自己救援術などを学びました。実技訓練はみなとみらいの日本丸近くの海上で実施され、カヤックの操作練習やプランクトンの観察をしました。最終日には横浜港や大岡川でツーリングを楽しみました。

海の体験学習は、持続可能な開発目標(SDGs)の17ある国際目標のうちの14「海の豊かさを守ろう」をターゲットに、「海洋と海洋資源を持続可能な開発に向けて保全し、持続可能な形で利用する」ことを実践するという狙いもあります。参加した学生からは「海に生息していた生物や浮遊していたゴミ、海がどこまでなのかなど普段眺めるだけでしかない横浜の水際について少しでも詳しくなり、さらに多くのことを学びたい」「初めて会った仲間と目標に向かって切磋琢磨し合い、お互いを高め合えた仲間をこれからも大事にしていきたい」などの感想が寄せられました。