お知らせ

2022.09.27

本学学生が横浜市教委の小学生の職場体験イベントをサポート

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小学生の夏休み体験学習プログラム「子どもアドベンチャーカレッジ2022」(横浜市教育委員会主催)が、市内の市有施設や企業の事業所などで開かれました。
市内の小学3〜6年生に職業体験の機会を提供することで「主体的・対話的で深い学びのきっかけづくり」「社会参加のきっかけづくり」を図る取り組みです。
この事業の運営に参加した大学生約70人のうち、7割近くが本学の学生(うち4人は社会教育実習での参加者)でした。

プログラムは企業、大学、行政などの協働により、市内の消防署や博物館、金融機関、医療関係など36の多彩なプログラムが用意され、8月17・18の両日で約1,000人の児童が参加しました。学生たちは、社会人と子どもたちの橋渡しや、円滑に運営を行うために、6月から、企業などとのマッチング会や学生同士の親交を深める研修会に参加し、NPO法人アクションポート横浜の運営サポートの下に準備を進めました。

イベント当日は、学生コーディネーターとして、それぞれの担当場所で奮闘。最後は、この事業を実りあるものとするために、横浜市役所アトリウムにて9月12日に行われた、公開事業報告会で自身の体験や想いを発表し、夏休みの一大ボランティアを締めくくりました。

参加した学生の感想

  • 「今回のボランティアに参加した理由は、世代間交流に大学生が必要な理由を知りたかったからです。学生のアイデアが、子どもたちの楽しさと近く、年代が離れているところの差を縮めることに役立つことだと感じました。また、一緒に活動した団体の方や当日の参加者から、『学生がいてくれてよかった』、『アイデアに刺激を受けた』、『また来たい!』などと言ってもらえ、多くの人を楽しませ、影響を与えることができたというところにやりがいを感じました。」
     
  • 「マイクロプラスチック体験では、プラスチックが海の生態系に悪影響を及ぼすサイクルを知れたことは自分にとって大きな気づきとなり、環境問題への意識を高めることができました。また、暑さとセミの抜け殻調べ体験では、身近なものの温度の違いを知ることや何種類ものセミの抜け殻の特徴を観察するという新鮮な体験ができました。子どもたちも夢中になって抜け殻の識別をしていて、私にも説明をしながら教えてくれるなど一緒に共同作業をできて良い思い出になりました。」

多様なステークホルダーが関わる事業だけに、学生達にとっても収穫は大きかったようです。さまざまな経験を重ね、この夏ひと回り成長した皆さんのますますの活躍を期待しています!