お知らせ

2022.09.22

北綱島小学校の子供たちと防災ワークショップを開催しました

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9月13日(火)、本学建築学部の島崎・白井研究室、朱牟田・落合研究室、新潟工科大学涌井研究室、東京大学伊山研究室の共同研究の一環として、横浜市立北綱島小学校の4年生と防災ワークショップを開催しました。

小学校の総合学習として神奈川大学と新潟工科大学の学生が先生となり、 1時間目は教室でクイズや紙の建物模型を使って自助の大切さや地震に強いたてものについて学習しました。2時間目は、災害時の避難所となる体育館に移動し公助について学習したあと、みんなで体育館の壁を押して「実際に体育館を揺らす実験」(専門用語では人力加振実験)をおこないました。この実験では、設置してある機械を使ってリアルタイムでどのぐらい揺れているかがわかるようにしました。参加者全員でリズムを合わせると震度2程度の大きさで体育館を揺らすことができ、たてものの揺れと震度の大きさについて体験してもらいました。今回のワークショップで、「自助」・「公助」の大切さや、地震に強いたてものについて実体験として学習できたと思います。

今後もこのような地域の防災力向上に役立つ取り組みを継続しておこなっていく予定です。

防災ワークショップの開催概要

日時: 2022年9月13日(火)AM(小学校の2、3限:9:30~11:25)
場所: 横浜市立北綱島小学校
対象: 小学校4年生(3クラス、約100名)
目的: 自助と公助、地震に強い建物を学ぶ
参加者:神奈川大学:白井佑樹、落合努+学生(16名)
    新潟工科大学:涌井将貴+学生(1名)
    東京大学:伊山潤(遠隔からサポート)

実施内容

○事前アンケート
○ワークショップ

2限:各教室に分かれたワーク
・クイズによる自助を学ぶ
・紙模型による地震に強い建物(ブレース)の役割を学ぶ

3限:体育館でのワーク
・クイズによる共助を学ぶ
・体育館を揺らしてみよう

○事後アンケート