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2019.10.21

本学プログラミング科学研究所と平塚市との共同研究が「日本ソフトウェア科学会大会」優秀発表賞に選ばれました

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本学プログラミング科学研究所では、平塚市と共同研究「平塚市地域防災計画の整合性検査方式の研究」を2014年より継続して実施しています。この度、日本ソフトウェア科学会第36回大会における発表「平塚市地域防災計画の整合性検査方式の研究 – 自治体防災業務へのソフトウェアエンジニアリングの応用 -」が、優秀発表賞に選ばれました。(発表者:プログラミング科学研究所 木下修司研究員)

この研究は、システムエンジニアリングの一分野であるシステムアシュランス(システムが望ましい性質を持つことを、ステークホルダで議論して確信を得る)に関する諸技術を「防災システム」が「総合信頼性(ディペンダビリティ)」を持つことに対して適用する事例研究です。
これは大災害が発生する前に「防災業務」の不備を発見する目標を持つ点において、実装・稼働前にその「仕様」不備を発見することを目的とした、ソフトウェアエンジニアリングにおける形式検証技術とも関連するものです。

受賞に際し、プログラミング科学研究所の木下修司研究員は「本発表は、私の神奈川大学大学院博士後期課程における研究を総括した上で、今後の方向性を提言したものです。聴衆の皆様に関心を持っていただき、受賞に至ったことを大変嬉しく思います。研究成果の実用化に向けて引き続き努力いたします。」とコメントを寄せられました。

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