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2018.04.04

理学研究科 小松実紗子さんが「平成29年度 神奈川県ものづくり技術交流会」においてポスター賞を受賞しました

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2017年11月8日(水)~10日(金)の3日間にわたり、地方独立行政法人神奈川県立産業技術総合研究所(KISTEC)において開催された「平成29年度 神奈川県ものづくり技術交流会」で、理学研究科理学専攻 博士前期課程2年の小松 実紗子さん(西本右子研究室)が分析技術の分野において、「バイオマス炭化物のVOC吸着特性」をテーマに研究発表を行い、ポスター賞を受賞しました。本賞は、学生など若手研究者のわかりやすく見やすい優れた内容のポスター発表を表彰するものです。

小松さんは、室内汚染対策の一環として、ベンゼンやトルエンなどの有害物質を炭化させた木材に吸着させる研究を行っています。使用する木材の種類によって吸着特性が異なり、本研究ではスギを原料とする建築廃材の炭を使っています。吸着材の表面を酸や塩基で処理することで吸着量や特性が変化することが判明しました。

この受賞を受けて小松さんは、「このような賞を頂くことができ、大変うれしく思います。手厚く指導してくださった西本先生、助言して下さった先輩方、相談に乗り支えてくれた同期や後輩たちには感謝の気持ちでいっぱいです。今回の受賞をきっかけに、さらに研究を進めてより良い成果が残せるよう、日々の研究に勤しみたいと思います」と今後への意気込みを語ってくれました。

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