総合理学研究所

研究活動について

はじめに

総合理学研究所は理学部および大学院理学研究科と密接に連係しながら、固有の目的を持った独立の活動機関です。理学部教員、特別所員、客員研究員により成り立っています。主な活動内容は共同研究と広報活動ですが、今後は若手研究者の育成と地域のニーズに応える幅広い研究活動を行う方針です。

「共同研究」とは、学科・学部間にまたがる形で複数の研究者がグループを組み、あるいは学外や海外からの研究者も交え、グローバルな構成で特定のテーマの研究を進めるものです。

2022年度 総合理学研究所共同研究一覧

整理
番号
テーマ 代表者
1 イオン注入によりn型不純物ドープしたダイヤモンドの原子局所構造分析 星野 靖
2 一重項酸素分光計測を利用したイオン液体中の二酸化炭素吸着機構の解明 河合 明雄
3 進化能の実装を目指した混合DNA内封ベシクル型人工細胞の構築 鈴木 健太郎
4 相模川河口域における長期環境変動のモニタリング10
(河口域生態系マイクロプラスチックの実態の検討)
西本 右子
5 減数分裂期染色体ライブ観察用のシロイヌナズナ形質転換体の作成と
その染色体の動態解析
安積 良隆
6 性機能を調節する脊髄射精中枢ニューロンの脳への投射 越智 拓海
7 植物の茎に亀裂が生じる動態の定量的解析 西谷 和彦

「広報活動」とは、研究所が学内と学外の学術交流の接点として機能するものです。具体的には、講演会、講習会、フォーラムあるいはシンポジウムといった各種の行事を開催し、こうした行事を通し地域の人々に対して知識・情報のサービスを行っています。対象は平塚市・神奈川県・首都圏内の、住民、中・高・大学の教員、そして民間や公共研究機関の研究者等ですが、それにこだわらず多くの方々の参加を歓迎しています。これまでに、いろいろなテーマで講習会やセミナーを開催してきましたが、(I)機器分析講習会(II)神奈川大学平塚シンポジウム(III)ソフトウェア技術者・教育者のためのJava講座(IV)海洋生物科学シンポジウムなどです。講師は本学教員や、全国の大学・研究機関の研究者などです。