総合理学研究所
研究活動について
はじめに
総合理学研究所は理学部および大学院理学研究科と密接に連係しながら、固有の目的を持った独立の活動機関です。理学部教員を中心とする所員、特別所員、客員教授、客員研究員により成り立っています。主な活動内容は共同研究と広報活動ですが、今後は若手研究者の育成と地域のニーズに応える幅広い研究活動を行う方針です。
「共同研究」とは、コース・学部間にまたがる形で複数の研究者がグループを組み、あるいは学外や海外からの研究者も交え、グローバルな構成で特定のテーマの研究を進めるものです。
2025年度 総合理学研究所共同研究一覧
整理 番号 |
テーマ | 代表者 |
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1 | 理学部天文台における望遠鏡などの性能評価、系外惑星のトランジット観測、および、球状星団と散開星団の観測 | 粕谷 伸太 |
2 | プラズモン光ピンセットを用いたナノ粒子の光捕集・固定化法の開発 | 東海林 竜也 |
3 | 光捕集性有機分子-金属ハイブリッド光触媒の開発 | 辻 勇人 |
4 | チエニル基を有するシッフ塩基錯体を用いた電解重合膜の合成と触媒特性 | 廣津 昌和 |
5 | 繊毛虫テトラヒメナの核選択におけるトランスポーター遺伝子 MFS1 の機能解析 | 明松 隆彦 |
6 | 光応答が駆動する茎器官の力学的特性の制御機構 | 浅岡 真理子 |
7 | 広義サクラ属の系統とシュート構成の関係性に関する解析 | 岩元 明敏 |
8 | ゼニゴケにおけるセントロメア配置の可視化 | 坂本 卓也 |
9 | 相模川河口域における長期環境変動のモニタリング13 (河口域生態系マイクロプラスチックの実態把握) |
鈴木 祥弘 |
10 | 両生類尾芽胚表皮の運動繊毛の研究 | 豊泉 龍児 |
「広報活動」とは、研究所が学内と学外の学術交流の接点として機能するものです。 具体的には、講演会、講習会、フォーラムあるいはシンポジウムといった各種の行事を開催し、こうした行事を通し地域の人々に対して知識・情報のサービスを行っています。 対象は神奈川県を中心とする首都圏内の、住民、中・高・大学の教員、そして民間や公共研究機関の研究者等ですが、それにこだわらず多くの方々の参加を歓迎しています。 これまでに、いろいろなテーマでハイテクセミナーなどの講習会やシンポジウムを開催してきましたが、各行事の講師は本学教員や、全国の大学・研究機関の研究者など様々です。