お知らせ
2023.10.31
「ファブラボみなとみらい展2023」をみなとみらいキャンパスにて開催しました
9月15日(金)~9月30日(土)、本学みなとみらいキャンパス1階ソーシャルコモンズにて、「ファブラボみなとみらい展2023 さぁ、創造性を解放しよう!」を開催しました。
本学みなとみらいキャンパス1階で運営するラボ(ファブラボみなとみらい)の取り組みを紹介する今回の展示会では、ソーシャルコモンズを広く使い、ファブラボの重要要素である「LEARN」「MAKE」「SHARE」の3つに分かれたテーマで展示が行われました。
ファブラボについて学ぶことを目指す「LEARN」エリアでは、ファブラボに関するパネル展示を行いました。デジタルファブリケーションとは、「ファブラボ」という施設の成り立ち、これまでにファブラボみなとみらいで行ってきたワークショップなどを紹介しました。
制作意欲を高めることを目指す「MAKE」エリアでは、ファブラボみなとみらいのスタッフが制作した、実際に触って学べる作品の展示を行いました。パズルやおみくじなど、楽しく手に取ることのできる工夫を凝らした作品が集まりました。気になる作品の作り方を隣のラボにいるスタッフに質問する方もいらっしゃり、作品展示を機に新たなコミュニケーションが生まれていました。
作品を通じて技能を分かち合うことを目指す「SHARE」エリアでは、ファブラボみなとみらいユーザーの作品を展示しました。小学生から社会人までユーザーそれぞれが制作した作品を展示し、来場者はそのアイデアの斬新さやきめ細かに工夫が凝らされた作品を見て驚く姿も見られました。
スタッフ・ユーザーの各作品には、制作者のアクリルスタンドと、作品の紹介が刻まれたシェアボードを添えており、作品制作のきっかけや一押しポイント、各作品の制作にまつわる思いや参考にしたサイトなどを表示していました。
また、期間中は1階ソーシャルコモンズを巡るスタンプラリーが行われました。専用のシートにスタンプを集めてラボに持参すると、特製のガチャBOXを回すことのできるコインをゲットでき、ガチャガチャの景品には、コロナ禍で用いられたアクリル板を再利用したキーホルダーや3Dプリンターで出力したフィギュアなど、スタッフが制作したオリジナリティあふれるアイテムを用意しました。
さらに、16日(土)の14:00―16:00には、ナレッジコアにてトークイベント「地域工房ファブラボでおこる日々のこと」を開催し、来場された地域の方々約30名が参加しました。
実際にファブラボでものづくりを実践している方に登壇いただき、デジタルファブリケーションとの出会い、制作した作品、今後作ってみたいと思うものなどをお話いただきました。デジタルファブリケーションとの接点は、人それぞれですが、共通して言えることは、アイデアをアイデアで終わらせるのではなく「つくってみようかな」という少しの好奇心と「とにかくやってみよう!」という少しのアクションから始まるということです。
そして一からデータを制作するのではなく、オープンデータを活用しながら自分の作りたいものを実現できたというお話から、多くの人がまず初めにハードルが高いと感じる「データ制作」も、そこまで高いハードルではない、ということの気づきを得られた会となりました。
来場者アンケートでは、「ファブラボの機能と3Dプリンターに興味を持ち、ファブラボに訪れたくなった。」「作品のクオリティの高さと、それが誰でも作れることに驚き、自分も何か作ってみようと思った。」「子供も楽しむことができ、みなとみらいキャンパスについても知ることができてよかった。」などの声をいただきました。
ラボの中では引き続き一部作品を展示しており、今後もワークショップなどを定期的に実施する予定です。「作品を実際に見てみたい」、「自分も実際に何か作ってみたい」という方は、みなとみらいキャンパス1階ラボにぜひお越しください。
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