プレスリリース
2025.09.29
氷の下で眠るマリモ:春の光がもたらす危機と回復 理学部 岩元明敏教授らの研究グループが発表
北海道・阿寒湖に生息する国の特別天然記念物「マリモ」は、季節ごとに大きく変動する環境下で生きています。なかでも、冬の間に湖を覆っていた氷が解ける春先は、水温が低いまま強い日射にさらされるため、光合成機能に深刻なダメージを受ける危険性が指摘されてきました。
神奈川大学大学院理学研究科 小原晶奈さん(当時)、理学部 岩元明敏教授らの研究グループは、野外調査と室内実験を組み合わせることで、この過酷な時期におけるマリモの光合成能力を詳細に評価しました。その結果、マリモは夏季や氷に覆われた冬季には健全な状態を保つ一方、春の解氷直後には光合成能力が著しく低下すること、そしてその後20~30日かけて自然に回復することが明らかになりました。
この成果は、マリモの保全において特に注意すべき「脆弱な時期」を科学的に特定した重要な知見であり、国際学術誌『Phycological Research』に2025年9月29日付で掲載されました。
詳しくは、プレスリリースをご覧ください。
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【プレスリリース】氷の下で眠るマリモ:春の光がもたらす危機と回復
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