プレスリリース
2025.07.01
理学部 大平剛教授と総合理学研究所 梶本麻未客員研究員らの研究グループが、寄生性フジツボ「フクロムシ」による宿主ヤドカリの形態的雌化を実証
神奈川大学理学部 大平 剛教授と総合理学研究所 梶本麻未客員研究員らの研究グループは、寄生性のフジツボ「フクロムシ類」が引き起こす“雄ヤドカリの体が雌のように変化する現象(形態的雌化)”に着目し、形態的雌化の程度は、寄生するフクロムシの種や宿主であるホンヤドカリ類の種類によって異なることを明らかにしました。本研究は、フクロムシとヤドカリの組み合わせによって「宿主改変の強さ」が異なることを明らかにした初めての研究であり、寄生生物の進化的戦略や、宿主との相互作用を理解する上で重要な知見となります。今回の研究成果により、脳や神経系における分子メカニズムの解明や、より多くのフクロムシ種との比較研究により、寄生による宿主操作の全容が明らかになることが期待されます。
本研究成果は、2025年6月6日付けで、科学誌「Zoological Letters」に掲載されました。
詳しくは、プレスリリースをご覧ください。
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