プレスリリース

2020.10.01

今後の寮の在り方に一石を投じると評された「神奈川大学 栗田谷アカデメイア」が2020年度グッドデザイン・ベスト100を受賞

本件のポイント
  • ●本学国際学生寮「神奈川大学 栗田谷アカデメイア」が2020年度グッドデザイン・ベスト100(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)を受賞しました。
  • ●卒業生 萬玉 直子氏による「まちのような学生寮」をコンセプトとしたデザインが高く評価されました。

■「神奈川大学 栗田谷アカデメイア」概要

「まちのような学生寮」をコンセプトにオープンした「神奈川大学栗田谷アカデメイア」では、留学生・日本人学生が寮生活を送る中で多様性を体感し国際的感覚を養うことができます。

RS+S造、地上4階建、延べ床面積は6,065㎡。低層階には3つの多目的スタジオ・多目的和室や課外活動の部室などをテーマ別に配置。1階から4階までの吹き抜け部分には複数の階段を配置し、踊り場など周辺部分には少人数で作業や会話ができる「キッチンポット」や「人工芝ポット」「畳の小上がりポット」などのオープンな出会いのスペースを全館に約20個設置しています。

■デザイナーからのコメント

株式会社オンデザインパートナーズ 萬玉 直子氏<2010年工学研究科建築学専攻 修了>

この度、グッドデザイン賞ベスト100を受賞できたこと、とても嬉しく思っております。この「まちのような国際学生寮」は、神奈川大学の建築学科の先生方をはじめとした多くの方とのチームワークによって実現できたものです。そんなたくさんの方の知恵と想いの詰まった建築が、今後の神奈川大学のグローバル化へのひとつの拠点となってほしいと思います。世界規模のコロナ禍により、価値観が揺さぶられている時期ですが、「集まって住む」ことから得られる学びをこの栗田谷アカデメイアにて育んでほしいです。

■グッドデザイン賞審査委員による評価コメント

この作品は、大学の国際化に伴って最近増えつつある国際学生寮の1つだが、学生らの交流を本気で考え、それが共用空間のありようさえも変えたという意味で注目に値する。4層吹き抜けの共用空間の踊り場には「ポット」と呼ぶ、10㎡程度のシェアスペースが19か所も設けられ、それらが立体路地の様に重層的に散りばめられている。狭い個室よりそれらの場所に居た方がずっと楽しいと思わせる空間構成は巧みで、今後の寮のあり方に一石を投じるに違いない。コロナ禍で住まいのあり方が見直されるようになったが、学生寮も然りである。そんな今を「予見」していたかのような先見性も感じられる作品である。

グッドデザイン賞とは

1957年創設のグッドデザイン商品選定制度を継承する、日本を代表するデザインの評価とプロモーションの活動です。国内外の多くの企業や団体が参加する世界的なデザイン賞として、暮らしの質の向上を図るとともに、社会の課題やテーマの解決にデザインを活かすことを目的に、毎年実施されています。

グッドデザイン・ベスト100は、その年のすべてのグッドデザイン賞受賞対象の中で、審美性、提案性、可能性など総合的に優れているとして高い評価を受けた100点です。今年度グッドデザイン大賞候補(ファイナリスト)をはじめとする特別賞各賞がグッドデザイン・ベスト100の中から決定し10月30日に発表されます。

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