お知らせ
2025.07.24
横須賀市×ベルトラ株式会社×観光ラウンジ 産学官連携PBL型研修を実施しました
「観光の力で横須賀市を盛り上げよう」プロジェクト
5月10日(土)横須賀市から市の魅力や現状・課題について、そして今回、日本だけではなく世界各国のツアーを企画・販売しているベルトラ株式会社(以下、ベルトラ)から会社概要と事業紹介を受けた学生たちは6チームに分かれ、翌日から7月9日(水)までの期間、観光ラウンジと進捗確認を共有しながら横須賀市から提供を受けた2日分の三浦半島周遊きっぷを使ってフィールドワークを実施、7月16日(水)に各チームが企画した横須賀を盛り上げるツアー企画の最終プレゼンテーションを行い、横須賀市、ベルトラから講評や質問を受けました。
学生からはフィールドワークで得た情報や、実際に体験した食・音楽・歴史・文化などをベースに、定番の観光スポットやフードだけではなく“横須賀”が持つポテンシャルをZ世代のトレンドワードになっている「自然界隈」や「美容」、「恋愛」などのコンセプトに落とし込み、「環境体験」「ウェルネス観光」「恋愛スポット」「フェス」「(地元の人しか知らないような)食」など課題解決を意識した観光ツアー企画の提案がありました。
プレゼンごとに横須賀市、ベルトラからの講評や質疑を受け、もう少し踏み込んだ企画にすることでワンランク上のコンセプトを持つツアーになることや、ツアーとしての実現性など指摘を受けつつも、若者ならではの視点や現地の方に聞き込みを行うことで地域の人しか知らないお店の提案があったことなどについて評価を頂きました。
総評として、横須賀市から「大人でも思いつかない学生目線ならではのテーマ設定や、私たちも知らないスポットの情報を数多く知ることができた。市としては情報の発信まではできていてもツアー(商品)化まで至らないことも多い。今後は今日の発表をヒントにさせて頂き具現化していきたい。」、ベルトラからはプレゼン力、資料の作り込みスキルに付いて高評価を受けつつ『「観光」という字は「光」を「観る」と書きます。観光をビジネスにするということは、来て欲しい場所や人・物に光を当てることがミッションになります。みなさんからの提案で、文化・人・物などに光を当ててもらったことに感謝します。物事に光を当てる仕事は観光だけではないと思うのでこの経験を今後に活かして欲しい。』とコメントを頂きました。
最後にベルトラからプレゼンテーションを行った6チームの中から2チームの提案について、商品化を検討していくことが発表され、PBLが終了しました。