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2024.02.19

【内定者インタビュー】目標に向かって「一日一歩」前進する(法学部自治行政学科 徳永 優弥さん)

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【内定者インタビュー】

市役所(公務員)

徳永 優弥さん(法学部自治行政学科)

 

公務員を目指して地道な努力を重ねてきた徳永優弥さん。「社会人になっても、大学生活や就職活動で培った継続力と自分を律する力を大切にしたい」と話します。

 

1日5分でも1問でも継続することが大切

市役所のほかに、特別区(東京23区)の新卒採用試験を併願しました。私の場合、公務員一次試験に向けた筆記試験対策をメインに取り組みました。その中で日頃から心がけていたことは、学修を途切れさせないことです。

試験の科目数が多いため、苦手な分野の克服に力を注ぐと得意だった問題が解けなくなるなど、モグラ叩きをしているような感覚になることもありました。そんな時は、「1日5分でも1問でもOK」とハードルを下げて、継続することを意識しました。

ゼミナールの先生からは、「3日坊主でいいんだよ。それを繰り返せば、自然と継続する習慣が身につくから」と言われ、気持ちが楽になったことを覚えています。大事なことは、完璧主義の考え方を早いうちに捨てることです。

何事もしっかりやらないと気が済まない性格なので、最初はなかなかその考えを断ち切れずにいました。しかし「2問中1問正解すればいい」くらいに気を楽にすることで、心に余裕が生まれ、プレッシャーを跳ね除けることができたと思います。

選ばれるだけではなく選ぶ立場でもある

筆記試験の学習は、「公務員になるんだ!」という強い気持ちがあったからこそ乗り切れたと思っています。筆記試験通過後の面接試験の際には、実際に市役所や区役所に足を運び、さまざまな人とお話しすることができて楽しかったです。

面接の際に心がけたことは、謙虚な姿勢を忘れずに、聞かれたことに対して丁寧に答えることでした。また、「選ばれる立場」というだけでなく、自分自身も将来、一緒に働く人や場所を「選ぶ立場」なんだということを忘れないようにしました。

そうすることで、「この団体、いいな」「この自治体、ステキだな」と気づく余裕が生まれ、就職活動を通してさまざまな刺激やアイデアをもらうことができました。

結果的には、いくつかの自治体から内定をいただくことができました。複数の自治体から評価していただけたことは、とても幸せなことだと感じています。これまでやってきたことは無駄ではなかったという自信につながりました。

初心を忘れない社会人になりたい

実は、就職活動の中で一番難しかったことは、筆記試験でも面接でもなく、複数の内定先から行き先をひとつに決めることでした。それぞれの団体のよさ、魅力があったので回答期限まで悩みましたが、最終的には市役所で働く道を選びました。

なぜならほかの自治体に比べ面積も人口も多く、活動予算も大きいため、より多くの人の役に立つ仕事ができるのではないかと考えたからです。また、大学生活の思い入れがある場所です。仕事を通して、恩返しができたらと思っています。

卒業後は、大学での学びや就職活動を通して培った「継続力」と「自分を律する力」を大切に社会に貢献できる人材になりたいです。そのために、初心を忘れずにいたいと思います。就職活動は、3歩進んで2歩下がるような感覚がつきものですが、「絶対にやり遂げる!」という意志があれば乗り越えられます。大切なのは、目標に向かって「1日1歩」進むことだと思います。

◆いつの時期に何をしたチャート◆

大学2年生(2021年)、大学3年生(2022年)

大学4年生(2023年)

内定先に興味を持ったきっかけ・決め手

社会的に安定した環境の中で、社会に貢献できる仕事がしたかったからです。大学生活を色濃く過ごした場所をより輝く場所にしたいという思いもありました。