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2023.09.06

工学部松村碧輝さんが電気化学会関東支部第41回夏の学校で優秀ポスター賞受賞

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工学部物質生命化学科4年の松村碧輝さん(松本研究室)が、2023年9月1日(金)に行われた「電気化学会関東支部第41回夏の学校」で「優秀ポスター賞」を受賞しました。
関東圏内の電気化学に関する15研究室の参加の中、博士課程、修士課程、学部学生の分類で審査が行われ、学部学生の部門で発表が評価されました。

テーマ及び内容

【テーマ】
「メタノール・エタノールの電解酸化における Pt および Pd の d-バンドセンターと触媒活性の関係」

メタノールとエタノールを燃料とする燃料電池のアノード触媒の開発において、長年、松本研究室で検討が行われている電極触媒活性とPtおよびPdのd-バンドセンターの関係性をメタノールとエタノールの触媒酸化において検討した結果であり、想定されたように電極触媒活性とd-バンドセンターが火山型の関係性を示すことが確認できた。触媒活性の最大化には適切なd-バンドセンターの値があることを明らかにしている。

受賞のコメント

4年生になって経験を積むために参加・発表を行いました。初めての参加だったので、最初はうまく話せませんでしたが、ポスターを見に来てくれる人に繰り返し話していると、緊張がほぐれ、いつもと同じように話せるようになりました。何事も経験とチャレンジだなと実感しました。大学院に進学してこの研究をさらに発展させようという思いを、さらに強くすることができる良い機会でありました。ご指導いただいた、先生・先輩に感謝いたします。

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