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2023.08.01

工学部佐々木啓斗さん(片桐研究室)が日本経営システム学会より学生研究発表優秀賞を受賞

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工学部経営工学科4年生の佐々木啓斗さん(片桐研究室)が日本経営システム学会第70回全国研究発表会において、学生研究発表優秀賞を受賞しました。この賞は、当該学会全国大会において、大学生、大学院生が行った研究発表の中で、優秀な発表者に贈られます。

テーマおよび内容

学校給食の献立最適化問題に対するタブー探索法を用いた近似解法

学校給食の献立作成現場では、文部科学省が定める栄養摂取量や食育の一環とした地場産物の活用など様々な制約を考慮する必要があります。制約の種類と数が多いため、栄養教諭らが行う献立作成には、多くの手間と時間がかかります。本研究では、従来の献立最適化問題の近似解法をベースに、新たに工夫を加えた改良モデルを提案しました。提案モデルでは、従来モデルより求解時間を約53%高速化でき、より短い時間で献立の自動作成を行うことができます。

受賞のコメント

この度、日本経営システム学会第70回全国研究発表大会において、学生研究発表優秀賞を頂くことができ、大変嬉しく思います。入学当初からの目標であった学会発表ですが、学部3年次より本格的に研究を進めていく中で、思うように結果が出ず、苦労した時が多々ありました。そのような中で、指導教員の片桐英樹先生のご指導のおかげで、自信を持って発表することができました。今後も現場の課題解決に貢献できる献立作成モデルの提案を行えるよう、研究に精進して参ります。

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