お知らせ

2023.06.05

公開講演会「ウクライナから愛をこめて」

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ウクライナ人の日本史研究者からのメッセージ

オリガさんはウクライナのキーウ生まれで、キーウ国立大学文学部卒業後に日本に留学し、東京大学大学院の地域文化研究科で博士号を取得。歴史研究者・作家・コーディネーターやコンサルタントとして旺盛に活動してきました。


周知の通り同氏の祖国ウクライナは昨年から戦火にさらされており、オリガ氏も国外へ避難し、昨年(2022年)10月からイギリスのオクスフォード大学日産研究所所属英国アカデミー研究員に着任しました。母語にくわえて日本語も英語も堪能な歴史学研究者として、ウクライナと日本の知られざる交流の歴史を明らかにする貴重な業績を発表してきました。現在は満州におけるウクライナ人ディアスポラをテーマとしてトランスナショナル歴史の視点からご研究をすすめています。


オリガさんは日本語が堪能なので、この講演会も日本語で行います。講演を聞くだけでも得るところがあると思いますが、オリガさんの御著書(日本語・下記リンク参照)を事前に読んでおくとさらに知見が深まると思います。いずれも「日本とウクライナの知られざるつながり」をいろいろと教えてくれる、味わい深い本です。

日時

2023616日(金)

17:1018:50(開場16:30

場所

神奈川大学みなとみらいキャンパス1階 米田吉盛記念ホール

対面での開催となります(オンライン配信無し)

参加方法

参加費無料・事前申込不要

主催

神奈川大学国際日本学部平山ゼミナール・神奈川大学人文学会

お問合せ

hirazemi2023(at-mark)gmail.com ←(at-mark)を「@」に置き換えてください

使用言語

日本語

▼関連リンク

今すぐにネットで読めるエッセイもあります。オリガさんは、関口グローバル研究会という財団のHPにこの状況や心情についてつづったエッセイを多数寄稿しています。

もっとも新しいエッセイは下記のものです。「会社の敷地内にもミサイルが飛んできた。運良くオーストリア・ハンガリー時代の頑丈な塀の間に落ちて爆発しなかった