お知らせ

2023.06.02

体験型研修 ~小田原で甘夏ミカン収穫と農機具体験~

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活動の概要

5月27日(土)、小田原市早川において、本学の体験型研修(食育わくわく体験~仲間と共に地域課題を考える~)で甘夏ミカン収穫を行いました。活動には、学部も学年も異なる学生14名が参加しました。

 

ミカンの収穫の説明を受けたあと、4チームに分かれてコンテナの中でミカン同士がぶつかっても傷つかないように、2回に分けて枝を切り落とす二度切りという方法で収穫しました。また、収穫すると決めた木はすべてのミカンを収穫する必要があります。木の中に入ってはしごを使わないと手が届かないものもあり大変でしたが、お互いに声を掛け合って作業することで一体感やチームワークも生まれました。
今回体験を行うにあたり、ご協力頂いた林業や農業を営んでいる下田さんからさまざまななお話を伺いました。
下田さんは、みんなに安心安全で美味しいものを食べてほしいという思いから、除草剤を使わずに野菜を育てているそうです。そのため、草刈りが都度必要となるため、草刈り機の操作も体験させていただきました。

体験型研修を通じて感じた課題や今後に向けて

今回訪れた早川地区も含め日本の農業は、農作物を買う人や後継者が減っているといった課題を抱えています。そこで、農作物が私たちに届くまで手間暇かかっていることを農家自身が発信し、消費者にも知ってもらうべきだという考えを聞き、私たちはまず、このような現状を知ることが重要だと思いました。この体験型研修を通して、たくさんの人と交流したり実際に体験したりすることで、新たな発見をするきっかけにしたいです。

〈文章:経済学部現代ビジネス学科3年 吉峯彩香〉

体験型研修とは?
共通教養科目には「体験型研修」という体験活動の授業を開講しています。
他には、ゴルフ、ウインタースポーツ、マリンスポーツ、鎌倉でのフィールドワークなど現地に足を運び、 実物に触れること、多様な人々と交流・協力し合い行動すること、地域社会の課題解決に貢献するプログラムが特徴です。

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