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2023.05.29

【内定者インタビュー】自分自身のやりたいことを見つけるために(情報システム創成学科 安達 洸斗さん)

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【みなとみらいマスコミ研究会】中家未優、塚越広貴

内定を獲得した4年生に「就職活動」についてインタビューをしました。これから就職活動を行う際の参考にしてみてください。

今回は大手IT企業に内定を獲得した安達さんにお話を聞きました。

 

 

安達洸斗(アダチ タケト) 

工学部 情報システム創成学科(総合工学プログラムより分属)

見ていた業界:IT業界(ソフトウェア、情報処理サービス)

※取材内容は当時のものになります。 (2023年3月卒)

——「就職活動を始められた時期、きっかけを教えてください。」

周りはあまり動いていなかったのですが、私は3年の早い段階から就職活動をしなければという意識があったので、まずは大学の就職講座をメールで確認して気軽に参加していました。
講座に参加するうちに行動に移そうと考えるようになり、3年生の5~6月から学んだことが活かせるIT業界のソフトウェアを中心にインターンシップへ参加しました。
「大学院へ進学するか」「就職するか」で悩んでいたのですが、インターンに参加していくにつれて、就職した方が楽しそうだと思うようになり「就職」を選びました。

——「インターンシップは何社参加しましたか?」

様々な会社を知りたいという考えから、インターンシップは長期では参加せず、1日や2日で行われる短期間の仕事体験に参加しました。夏と冬でそれぞれ20社、合計40社ほど参加しました。
短期の仕事体験では会社説明とグループワークが中心でした。コミュニケーションに慣れるという意味ではよかったと思いますが、会社を知るという意味では物足りなかった印象があります。
インターンシップは本選考に比べて気軽に参加できるため、純粋に興味があった税理士事務所の仕事体験にも参加していました。しかし、本選考となるといろいろな手続きが必要になることや、志望度が高くない企業から内定をいただいても良くないと考え、本選考はIT業界のソフトウェアに絞って志望しました。

——「内定先はどのようにして見つけましたか?また、情報収集はどのように行っていましたか? 」

内定先の企業は友人から聞いて知ったのですが、企業の情報については、マイナビやリクナビには載ってない企業もあるので、IT企業をインターネットで検索して会社のホームページを中心に調べました。
面接対策については主に複数のアプリやSNSで情報収集し、内容を照らし合わせて共通する質問の回答を考えました。
ある程度回答を見なくても言えるようになったら、就職課の方に毎週のように面接練習を行ってもらい、フィードバックを受けて改善を図りました。
エントリーシートの書き方や、面接の受け答えの仕方などの基礎は、就活ゼミに入ることで身に着けていきました。
就活ゼミは周りも就職活動に対する意識が高いので、手を抜く人もいない努力のしやすい良い環境だったと思います。

——「実際にその会社に就職しようと思った決め手は何ですか? 」

約20社を受けて内定をいただいた企業は就職先を含めて3社だったのですが、選考が進むにつれて、今の就職先ともう1つの企業にまで絞りました。
1つは最終面接まで進み、もう1つは大学の推薦状を使用すれば一気に最終面接までいけるというものでした。
どちらもよい企業だったため、先に内定の連絡をいただいた企業に就職することに決めました。

——「就職活動で辛かったことは何ですか?」

就職活動の中では、自己PRやガクチカなどのエントリーシートの書き方が身についていない時期が辛かったです。
ですが、添削や面接練習を重ねていくうちに、やり方が身に付き、手応えを感じられるようになりました。
一度形にすると後は応用できるので、基礎固めの時期が大変でした。

それよりも辛かったのは、選考待ちの期間です。
選考が進むにつれて、内定が出るかもしれないという期待と、その反面受からなかったらどうしようという不安も大きかったです。
最終面接の結果を待っている時は特に不安でした。

——「面接を受ける際に工夫していたことは何ですか?」

面接での質問対策として、「過去の自分が行動してきたこと」、「経験」を書き起こして、そこから自分の強み、弱み、性格などの内面を振り返りました。
実際に書き起こしてみると、自覚していない強みや性格もありました。また、面接では会話をする感覚でいることを意識しました。

——「後輩へのメッセージをお願いします。」

就職活動にとらわれずに自分の好きなことに取り組んで「やりたいこと」を見つけてほしいなと思います。
はじめは自分の学んでいる分野に限らず、幅広く企業を見るといいかもしれません。
もっと様々なインターンシップに参加が出来たら、視野を広く持てたと就職活動を経験して感じました。
皆さんも好きなことに取り組み、やりたいことを見つけ、実現するために必要なことを身に付けていってほしいと思います。