工学研究科工学専攻応用化学領域 博士前期課程2年の石村真優子さん（機能性セラミックス（本橋 輝樹）研究室）が第130回触媒討論会で学生ポスター発表賞を受賞しました。

2022年秋に開催された第130回触媒討論会では、審査の結果62件のポスター発表のうち優れた発表5件が表彰されました。

メタン酸化カップリング (OCM) 反応は、天然ガスの主成分であるメタンを有用な化学品原料であるエチレンに直接変換できるため、天然炭素資源の有効活用法として注目を集めています。本研究では、同一結晶構造内に酸素とフッ素が共存する酸フッ化物の合成およびキャラクタリゼーションを行い、OCM触媒としての適用性を検討しました。

この度は、第130回触媒討論会にて学生ポスター発表賞を受賞できたことを大変嬉しく思います。日頃からご指導、ご助言いただきました先生方をはじめ、ご協力いただきました皆様に心より感謝申し上げます。今回の受賞を励みに、より良い学位論文を完成させるべく一層の努力をしてまいります。