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2022.08.05

工学研究科 小林幸祐さん日本経営工学会で「Best Presentation Award」受賞

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工学研究科 小林幸祐さんが公益社団法人日本経営工学会2022年春季大会で「Best Presentation Award」を受賞されました。

この賞は、ポスター発表の中で優秀な研究発表をした研究者に贈られる賞となっています。候補者24人の中から4人に贈られました。

テーマおよび内容

搬送作業を伴うジョブショップスケジューリング問題に対するクレーン干渉を考慮した厳密解法

少子高齢化と製造コストの増加から、製品を効率よく生産するための生産スケジュールの自動作成は益々重要になります。どの順序で製造・搬送を行うかの組み合わせは膨大であり、人の手で最適な組み合わせを見つけることは困難です。本研究では、搬送作業を伴うジョブショップスケジューリング問題を組合せ最適化問題として定式化しました。提案するモデルは、生産時間が最も短く、かつ電気消費量が最も小さくなる生産スケジュールの自動作成を行うことができます。

受賞のコメント

この度の受賞を大変光栄に思います。初めての学会発表であったため、どうすれば理解しやすいプレゼンができるかわかりませんでした。しかし、日頃からご指導いただいた片桐先生、研究室の仲間たちのおかげで学会の準備をうまく行うことができました。今回の賞を頂けたことを糧に、今後もより一層、研究活動に努めて参ります。

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