お知らせ
2022.04.11
「サーキュラー デザイン プロジェクト」発表会を開催しました
経営学部の道用大介准教授のゼミナールでは、サーキュラーエコノミーについての学びを深め、アイデアを創出し、プロトタイプ(試作品)まで作り上げる「サーキュラー デザイン プロジェクト」に1月から取組み、実際にサーキュラーエコノミーを実践する企業の皆様に対してプレゼンテーションを行いました。
8つのチームがプレゼンテーションを実施
プロジェクトには、デジタルファブリケーションを学ぶ経営学部の学生 14名が参加し、サーキュラーエコノミーに精通するハーチ株式会社の協力のもと、3ヶ 月間熱心に取り組みました。
アイデア出しから始まり、チームごとにアイデアを具現化するためディスカッション、さらに試作品の精度を高めるべく試行錯誤を行い、製品化にむけた最終発表会を行いました。
発表会当日は、7社の企業担当者にご参加頂き、学生たちは製品化に向けてプレゼンテーションを行いました。
「ガムシロップカップなどのゴミから作る学生証」、「えんぴつの削りカスから作る鉛筆」などユニークな発想の製品が紹介されました。
企業の皆様からは「アイデアが素晴らしく、完成度が高いので、このまま製品化できそう」、「製品化は一つのゴールだが、このプロジェクトに関わった人たちの思いや行動が変わることももう一つの成果。この経験を糧に今後も学びを続けていって欲しい」という温かい言葉を頂きました。
サーキュラーエコノミーとは
サーキュラーエコノミー(Circular Economy)とは、日本語で循環型経済と訳され、これまで廃棄されていた資源等を再利用し、循環させながら利用していく経済モデルのことです。今年の4月1日に、プラスチック資源循環促進法が施行され、より注目を集めています。
学生たちのアイデアとプロトタイプ
【8つのアイデアご紹介】
- ガムシロップカップなどのゴミから作る学生証
- ペットボトルキャップなどの廃材から作るカトラリー
- えんぴつの削りカスから作る鉛筆
- 果物の皮から作るマドラー
- 段ボールから作る子供のための机、椅子やテイクアウト用バッグ
- 枯れた花のバッグやアクセサリーへの再利用
- 絵本から作る壁紙、のれん
- 包装素材などから作る傘
参加頂いた企業の皆さま
- ハーチ株式会社
- 株式会社Nature Innovation Group(アイカサ)
- 株式会社Innovation Design
- 株式会社テクノラボ
- 富士フイルムイメージングシステムズ株式会社
- 三菱鉛筆株式会社
- 無印良品 港南台バーズ
※順不同