お知らせ
2022.03.01
工学部 松本光広准教授がJournal of the Institute of Industrial Applications Engineers Best Paper Awardを受賞しました
2022年2月6日、工学部 松本光広准教授がJournal of the Institute of Industrial Applications Engineers Best Paper Awardを受賞しました。
この賞は、一般社団法人 産業応用工学会が産業応用に関する優秀な論文に対して、論文誌毎に表彰を行なうものです。
今回、松本准教授はJournal of the Institute of Industrial Applications Engineersに掲載されたCircular Truncated Conical Mirror with Cavity Shape and Inner Reflection for Concentrating Diffused Light to Collector Mouth from a Half Celestial Sphereで、Best Paper Awardを受賞されました。
受賞した論文について
太陽からの直達光を集光装置を用いて集光して、光エネルギーを熱エネルギーに変換する集光型集熱器が広く用いられています。
しかし、集光型集熱器は、太陽からの直達光のみが集光されて、半天球である天空全体からの散乱光は集光できていません。
砂漠地帯のように一年中快晴の続く地域を除いて、世界の大部分の地域において散乱光の割合は多いです。
本研究では、半天球からの散光を集光するために円錐台鏡を設計し、実際に作成して、その性能を明らかにしています。
受賞のコメント
このたびは、産業応用工学会のJournal of the Institute of Industrial Applications Engineersに掲載されたCircular Truncated Conical Mirror with Cavity Shape and Inner Reflection for Concentrating Diffused Light to Collector Mouth from a Half Celestial Sphereについて評価していただき、Best Paper Awardを受賞したことを、大変うれしく思います。