お知らせ
2021.04.09
工学部の日比野教授、有働准教授らの宇宙線の起源「ペバトロン」に関する論文が、米学術誌 「フィジカル・レビュー・レターズ」の「Editors' Suggestion」に選出されました
論文のポイント |
◆史上最高エネルギーのガンマ線放射が、既知のガンマ線放射天体の方向ではなく、天の川に沿って広がって分布する様子を発見しました。 |
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工学部総合工学プログラム(物理学教室)の日比野 欣也 教授、有働 慈治 准教授らの研究グループ(神奈川大学工学部、東京大学宇宙線研究所など)が、高エネルギー宇宙線の起源「ペバトロン」が存在する証拠を発見した研究論文が、米国物理学会の権威ある科学誌「フィジカル・レビュー・レターズ」の電子版に掲載されました。日比野教授は「フィジカル・レビュー・レターズで論文が『Editors' Suggestion』、『Featured in Physics』に選出された上に、評価の高い論文としてPhysics誌のViewpointで取り上げられたことを大変光栄に思います」 と話しています。
来年以降はボリビアでも南天の観測を実施する予定で、「我々の銀河中心方向にはペバトロンの候補がたくさんあるはず」(日比野教授)とし、天体物理現象の解明に挑み続けます。
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- プレスリリース本文 (1.4MB)