お知らせ

2021.03.03

工学部経営工学科4年の出口 拓海さんと村中 達弥さんが2020年度「S⁴ Simulation System 学生研究奨励賞」を受賞しました

  • LINEでシェア
  • Xでポスト
  • Facebookでシェア

工学部経営工学科4年の出口 拓海さんと村中 達弥さん(翁研究室)が、優れた数理科学領域の研究成果に対して表彰される2020年度「S⁴ Simulation System 学生研究奨励賞」を受賞しました。

同賞は、「S⁴(エスクワトロ) Simulation System」というシミュレーションソフトを用いた学生の学術研究の支援・啓蒙および発表の場の提供を目的とし、2004年から株式会社NTTデータ数理システムが主催している表彰制度です。2020年度は2021年2月5日にオンライン開催された「数理システムアカデミックコンファレンス2020」にて発表が行われ68件の応募の中から出口 拓海さんが秀作受賞、村中 達弥さんが佳作受賞として選出されました。

 

研究内容

出口さんのテーマ:「金型製作職場を事例とした加工リソースの割付に関する研究」

内容:金型製作における加工機械と担当作業者の決定ルールを提案しシミュレーションソフトを用いて検証を行い、リードタイムとメイクスパンを短縮できることを確認しました。

村中さんのテーマ:「工作機組立工程における習熟過程を考慮した作業員割付方法の評価」

内容:ある工場に協力をしていただき、習熟段階を考慮した作業者割付の提案を行うため、シミュレーションソフトを用いて効果の検証を行いました。作業者毎に新人作業者、標準作業者、ベテラン作業者の習熟段階を用意して、作業者が作業回数を重ねると習熟段階がアップするプログラムを作成することにより、新人作業者に対する効果的な割付方法を提案しました。

受賞のコメント

出口さん

この度は学生奨励賞秀作賞に選出していただき誠にありがとうございます。今回貴重な機会をくださったNTTデータ数理システムの皆様、また日頃からご指導頂いている翁先生、赤坂先生に深く御礼申し上げます。今回の受賞を励みとして、今後の研究活動により一層精進していきたいと思います。

村中さん

学生研究奨励賞において佳作を受賞することができ、大変光栄に思います。このような栄えある賞を受賞することができたのも、研究室の翁先生、赤坂先生の丁寧なご指導、また研究のデータを提供して、協力してくださった企業の皆様のお陰です。ありがとうございました。

関連リンク