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2021.02.02

郡司 貴雄 助教(工学部)が、電気化学会の「進歩賞(佐野賞)」を受賞しました

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郡司 貴雄 助教(工学部)が、電気化学会の「進歩賞(佐野賞)」を受賞しました。本賞は、電気化学分野の研究において、将来の発展が期待される成果を挙げた若手研究者に贈られる賞です。

受賞に際し郡司助教は「神奈川大学に着任後『電気化学的還元反応による二酸化炭素の資源化』という、私にとって新しい研究テーマで2年間、研究・教育活動を私なりに精力的に行ってきました。優秀な学生や共同研究者に恵まれ、幸いにも成果を挙げることができました。本受賞にあたり、本当にたくさんのご助力を頂きました関係者の方々に感謝申し上げます」とコメントされました。

研究内容

テーマ「金属間化合物触媒の創出と電気化学反応への応用」

電気化学反応を効率よく進行させるために必要不可欠な“電極触媒材料”として、金属間化合物(2種類の金属が高度に秩序化した合金)という特殊な合金に着目し研究をしてきました。金属間化合物の電極反応への応用展開は、電子移動を触媒する反応全般の材料設計の指針となり、触媒開発が大幅に加速することが期待されます。無機材料化学、電気化学を融合することによって、研究分野を力強く開拓してきたことが評価され、この度受賞に至りました。

 

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