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2020.01.27

人間科学部衣笠竜太教授と工学部宇佐見義之准教授の発表した論文が「The New York Timesオンライン版」に取り上げられました

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この度、アメリカの大手新聞「The New York Times」オンライン版に本学人間科学部衣笠竜太教授と工学部宇佐見義之准教授の論文「How Fast Can a Human Run? − Bipedal vs. Quadrupedal Running」が取り上げられました。 

「The New York Times」オンライン版の記事では「How Fast Can a Human Run? -Two legs are good. Four legs might be better.- 」と題し、従来は二足走行であることを前提で考えられてきましたが、2016年に発表された両名の論文を引用し、100メートルの世界記録について2048年には四足走行の方が速く走れるようになるのではないかという可能性について言及しています。

「The New York Timesオンライン版」に取り上げられたことについて、衣笠教授は「驚きました!四足走行の競技人口の増加が、四足走行のパフォーマンス向上のカギなので、今回の記事により興味を持ってくれる人が少しでも増えてくれると嬉しいです」。

また宇佐見准教授は「柔軟な発想で学際的な問題に挑戦し続ける衣笠先生の発想は、素晴らしい。二足と四足の問題は草食恐竜の形と動きにおいても、大きな問題となっています。非常に多くの草食恐竜は前足が小さく、後ろ足がかなり大きい。この形態は、運動学と形態進化の両面で未解明の問題として残っています」とコメントを寄せられました。

 

2048年ー。皆さんは、四足走行と二足走行、どちらが速いと思いますか?

関連リンク

■人間科学部 衣笠竜太教授

■工学部(物理学教室) 宇佐見義之准教授